ミュージシャンとしてひとつの理想形とも言える活動を続ける、シンガーソングライターCaravan(キャラバン)大手メジャーレーベルを離れた彼は、以降、極めて自由かつ独特な活動を続けてきました。
中でも一番象徴的なのはCaravanの新しいアルバムはCDショップでは販売していないということです。WEBとライブ会場、そして信頼のおける友人の店舗のみで販売しており、それは彼の「自分自身と自分の手の届く範囲の人たちをできる限り大切にしたい。」というポリシーに基づいています。
無駄なことを徹底的に削ぎ落とした彼の自由で正直な生き方は、音楽にも強く反映されています。というか音楽と生き方が一体となっていると言った方が正しいかもしれません。
そして、そんなCaravanの愛すべき旅人に捧げた最新作『Quiet Fanfare』から「Callin’」という曲のMVが昨日公開されました。心地よいグロッケンの響きと、全身にすーっと染みこんでくるようなメロディと声。そしてどんな状況であっても自分の声を信じて前に進むことをひたすらに肯定する言葉。
Caravanの音楽はいつも音楽以上の存在として響いてきます。