自らを“Yo La Tengoの息子”と称する埼玉の捻くれローファイ・デュオ、Boys Age（ボーイズ・エイジ）が今月自身とその友人たちによるレーベル、Barley Plaits Recordsよりリリースした新作『Epstein Orkestar』からの楽曲が素晴らしいのでご紹介。
ヘロヘロで時に不協和音のようにも聴こえる奇妙な音色の2本のギターを中心に展開されていくスッカスカな構成ながらも、不思議と耳について離れなくなる中毒性があるだけでなく、囁く様な低音ボーカルは個人的にどこか今年亡くなった故ルー・リードを想起したりも。
購入は前述したBarley Plaits Recordsの、もしくは彼らのBandcampでそれぞれ購入できます。デジタル・オンリーからカセット＋DLや、さらに水彩絵の具で描いたハンド・メイド・ポスター付きなど、色々選べるのも嬉しい限り。
ちなみに、USのBurger RecordsとGnar & Shit Tapesの共同リリースという形でカセットを発売したこともある彼らですが、Teen RunningsとPink Politicsのメンバーが主宰する新興レーベル、Sauna Coolが「参加アーティスト51組。全曲30秒以内」というコンセプトの元クリスマスである12/25にリリースする第一弾コンピにも参加しているので、そちらもチェックを。
