1999年生まれのSSW、HIYUMO LEE(ヒユモ・リー)が昨年12月にリリースしたアルバム『Fluid In Square』より、TOKYO SOUNDSの「Moving Jaket」シリーズの一環として「Memories」のオフィシャル・オーディオが公開されました。
東京藝術大学・音楽学部 音楽環境創造科に在籍しているというHIYUMO LEE。アルバム『Fluid In Square』は友人であり写真家の西木遼馬との展示『simulation ACT II ”Fluid In Square”』にて発表されたもの。同作はJames BlakeやFrancis and the Lightsを想起させるような、静謐
かつ幽玄なサウンド・エスケープが印象的な作品。基本的にミニマルにまとめられながらも、トラップから2ステップ、ブレイクビーツ的な要素まで感じさせる多彩なビート・パターン。また、ボーカルのエフェクトの掛け方も絶妙な塩梅、フロウからもヒップホップ、ラップを通過したセンスを感じさせます。
この度公開された「Memories」は、アルバムの最後に位置する1曲。5分を超える長めの楽曲ですが、ピアノを中心とした静かな展開からジワジワと高揚感を煽っていくナンバーとなっています。自らの喪失を感じさせる出だしから、自身の表現活動に対する後半部分まで、独白のようなリリックも胸に響きます。
SNSなどの更新も少なげで、寡黙なアーティスト像を感じさせるHIYUMO LEE。個人的に今後の活動にも期待したいです。
【リリース情報】
HIYUMO LEE 『Fluid In Square』
Release Date:2019.12.22 (Sun.)
Label:HIYUMOLEE
Tracklist:
01. Never To Have Been
02. In A Bus
03. Sorry
04. Debt
05. Memories
■HIYUMO LEE:Twitter / Instagram / SoundCloud / Portfolio
【TOKYO SOUNDSとは】
“表現者を繋ぎ、新たな価値を届ける”ことを目的として、国内外の新鋭MUSICを発信する音楽メディアSpincoasterと、様々な領域のアート・ディレクション/デザインを手がけるMIRRORのタッグで設立したプロジェクト。
TOKYO SOUNDSはSpincoasterとMIRRORのこれまでの活動による表現者とのネットワーク、キュレーション力、メディア力を活かした、以下の3つの機能を有している。
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