spoon+が12月6日(水)におよそ3年ぶり通算4作目のアルバム『Dress』をリリースした。
spoon+は“世界を驚きで楽しくする”というテーマをもとに、あこちゅあが立ち上げたプロジェクト。本作『Dress』には、作曲やアレンジに乃木坂46や水樹奈々、寺嶋由芙らにも楽曲を提供する藤田卓也と、虹のコンキスタドール、saoriiiiiらに楽曲提供する山本真平らが参加し、エレクトロニカ〜キャッチーなエレポップ、果てはバンド・サウンドのナンバーまで、多彩な楽曲が収録。そこにあこちゅあによる個性的なボーカルが加わることで、不思議な一貫性をも感じさせる作品となっている。
今回は、そんなspoon+における作詞、作曲、衣装、ビジュアル・プロデュースを自身で手がけるだけでなく、デザイナー、番組ナレーション、MC、撮影モデル、MV監督などなど、多岐にわたる活躍ぶりをみせるあこちゅあの音楽的ルーツを探ることに。
なお、余談ではあるが現在ototoyで『Dress』収録曲「カンフーガール」のパラ・データが無料配信されている。我こそはと思う方はぜひともリミックスやマッシュアップなどに挑戦してみてはいかがだろうか。
(Text By Takazumi Hosaka)
1. 小島麻由美 / はつ恋
こんな胸が苦しくなるようなメロディライン、聴いたことがないし、わがままでかわいい小島麻由美さんさんの歌声との親和性がすごい。すき。
2. I Am Robot And Proud / Summer Colour
プラスティックなイメージになりがちなエレクトロをこんなにもほっこりあたたかみのある世界観に落とし込めるのがすごい。
持って生まれた才能に技術がついて行ってる感じ。すき。
3. ヒダリ / 少女B
太田さんの声は、年齢や経験を超越する。
ゆるいサウンドや、はぐらかしたような歌詞だからこそ
曲のすべてが心のやわらかい部分にぐさぐさ突き刺さってくる。こわい。すき。
Message
自分の音楽のルーツというと、なんだかんだでどうしても中学生や高校生の時に、ことあるごとに聴いていた曲ばっかり思い出してしまいます。
授業中に聞いた曲や、友達に教えてもらった曲、いやなことがあった日に助けてくれた曲。
音楽は、感情や嗅覚とぴったりくっついていて、イントロが流れただけで五感の全てがやってくる。
私もそんなふうに、誰かの五感と一緒になれるようなクリエイトがずっとずっと出来るといいなと思います。
Profile
2010年春、「世界を驚きで楽しくする」をテーマに、あこちゅあ(Vo.)を中心に活動。映像/楽曲制作、衣装製作などをはじめ、アートワークを全てあこちゅあがセルフ・プロデュースしている。ライブはプロジェクション・マッピングやLEDに彩られたダンサーなど視覚的なギミックを多用して繰り広げられるパフォーマンスが特徴的でフランスのケーブル・テレビ『NOLIFE』では7週連続ランクイン。海外にも活動の幅を広げ、2016年2月にはフランスで行われた“Japan Expo sud 2016”にも出演。2017年12月6日(水)に4thアルバムとなる『Dress』を全国リリース、インストア・イベントも各地で開催(12月14日タワーレコード池袋店、12月16日タワーレコード難波店ほか)来年2月16日には高円寺Highにてワンマン・ライブが決定。
【リリース情報】
spoon+ 『Dress』
Release Date:2017.12.06 (Wed.)
Label:Village Vanguard Music
Cat.No.:VVM-007
Price:¥2,300 + Tax
Tracklist:
1. カンフーガール
2. おしゃれを許して
3. キングとジャックは取り込み中
4. 愛のひだりがわ
5. デュユ?デュユ?
6. SHAKIN!!
7. アイマイベイビ
8. ドレスの脱ぎ方
9. RYUSUIRAKKA
10. クローゼット時間
11. チャイム
12. 32才
【イベント情報】
“spoon+ oneman show!”(タイトル仮)
日程:2018年2月16日(金)
会場:東京・高円寺High
出演:
spoon+
■spoon+ オフィシャル・サイト:http://spoon-web.net/