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Shingo Suzuki、ボーカルにNenashiを迎えたソロプロジェクト新曲“My people”リリース


2025.12.10

Shingo Suzukiがニューシングル“My people”を本日12月10日(水)にリリースした。

Ovallのメンバーとしても知られるShingo Suzuki。本作は、Shingo Suzukiの音楽に共鳴したアーティストたちが楽曲ごとに集結し、ジャズやソウルを軸にしながらも型にハマらないサウンドメイクで楽曲を表現するソロプロジェクト・L.Y.P.Sの最新作。

今回も演奏陣には渡辺翔太(Pf.)、守真人(Dr.)、寺久保伶矢(Tr.)といった盤石のメンバーを迎え、ボーカルにはレーベルメイトである盟友・Nenashiをフィーチャー。ジャズをベースに展開するヒップホップソウルに仕上がっている。

Nenashi

【Shingo Suzuki コメント】

いずれレコード/CDショップで並ぶ時の目安として、客観的に評論的にコメントすると、
今作のジャンルを言うならばL.Y.P.Sのテイストが存分に味わえるジャズを基盤としたヒップホップソウル。
アコースティックピアノ、エレクトリックピアノ、生ドラム&ベースのL.Y.P.Sのバンドフォーマットによるベーシックサウンドに加えてNenashiのボーカルがフィーチャーされたミディアムファーストテンポの楽曲。トランペットがボーカルとリズム隊のスペースに溶け込み、気の利いたリフで繋ぎ、ソロをとっている。DweleやBilalの歌唱を彷彿とさせつつ、独自の声のトーンや深い歌詞の世界観を持つ唯一無二のアーティスト、Nenashiのボーカルがとても良くフィットしており、今作のハイライト。鍵盤とベースのコード感がL.Y.P.Sらしい。

ピアノによる規則的なループでありつつ、展開感もある柔らかなコード進行が感情的な深みを与え、低くラウドなトーンのスネアのリズムアクセントが特徴的な生ドラムのビート、そしてディープに全体を支えるベース。ドラムとベースの低音のグルーヴは現代的であり、楽曲全体はヒップホップ的な発想やアプローチ。トランペットはRHファクターを連想させる定番のフィーリング。L.Y.P.Sは楽器を制限し、印象的なサウンド感、コード感とビートを出すことで、独自性を担保しているように思える。今日的なジャズの一つであり、クロスオーバー作品。


【リリース情報】


Shingo Suzuki 『My people』
Release Date:2025.12.10 (Wed.)
Label:origami PRODUCTIONS
Tracklist:
1. My people

配信リンク

Shingo Suzuki オフィシャルサイト


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