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曽我部恵一“永い夜 (2024 Version) CRZKNY Remix”が「終戦の日」に配信


2025.08.14

曽我部恵一とCRZKNYのコラボ作“永い夜 (2024 Version) CRZKNY Remix”が8月15日(金)に配信される。

本作は今年6月にアナログ12インチシングル限定で発売された1曲。曽我部恵一が反戦への強い思いを込めリリースした“永い夜 (2024 Version)”をさらに深化させ、歌を超えた「音」としての強烈なメッセージへと昇華させたCRZKNYによるリミックス作品となっている。

ジューク/フットワークシーンを起点にテクノ、ノイズ、インダストリアルなどエクスペリメンタルでフューチャリスティックなダンスミュージックの数々を発表し、並行して10年以上に渡り「原爆・核・戦争・歴史・命について」をテーマにしたフリーDLコンピレーション『ATOMIC BOMB COMPILATION』を主宰する、広島をベースに活動する鬼才・CRZKNY。

機知に富み、自由で、かつ平和のメッセージを掲げるCRZKNYの音と活動に共鳴する曽我部は、“青空ロンリー HIROSHIMA SHITLIFE Remix”(2016年)、“抱きしめたり”(2017年)、“町は光でいっぱい CRZKNY Remix”(2018年)、“FUCK YOU音頭”公式ブートレグ(2018年)、“センチメンタル -V V V- Remix”(2021年)など、幾度ものコラボレートを重ねてきた。本作はそんな両者のコラボの到達点ともいえる一作だという。

曽我部恵一
CRZKNY

NY同時多発テロに触発されたTheo Parrishが2001年10月に緊急リリースした“Instant Insanity”では、オープニングに当時のニュース音声がサンプリングされ、抜き差しならない楽曲の持つ緊張感を伝えた。対して“永い夜 Remix”は、まさにこの曲がテーマとしたイスラエルとパレスチナとの紛争の音のドキュメントで幕を開ける。耳を塞ぎたくなるような恐怖や虚無。そしてそれと隣り合わせにあるサブキックの快楽的低音や、魂をこすり合わせるような原初的ビートの断片。これらが渦巻く5分50秒の中で、リスナーは考え、感じ、そして音の波へ身を投じることになる。

当初、曽我部の強い希望もあり(低音が最も効果的に表現できるメディアとして)アナログ12インチのみに限定していたが、リリースするや否や大きな反響を呼び、瞬く間に入手困難な状況となった。そしてこの度、2人が音に込めた反戦の思いをより多くの人へと伝えるべく、待望の配信が決定。なお、配信日の8月15日(金)は80回目の「終戦の日」となる。


【リリース情報】


曽我部恵一 『永い夜 (2024 Version) CRZKNY Remix』
Release Date:2025.08.15 (Fri.)
Label:ROSE RECORDS
Tracklist:
1. 永い夜 (2024 Version) CRZKNY Remix Pt.1
2. 永い夜 (2024 Version) CRZKNY Remix Pt.2

配信リンク

曽我部恵一 オフィシャルサイト

CRZKNY オフィシャルサイト


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