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FiJA、1stアルバム『Fragile Thing』よりドキュメンタリー形式で撮影された表題曲MV公開


2025.07.17

FiJAが1stアルバム『Fragile Thing』を7月18日(金)にリリース。同時にアルバム表題曲のMVがプレミア公開される。

そのソウルフルな歌声で、国内外のミュージシャンからラブコールを受けるSSW・FiJA。近年は、大編成アフロビートバンド・aTakでボーカルを務め、さらに今年2月にリリースされた黒田卓也の最新アルバム『EVERYDAY』収録曲“Bad Bye”にフィーチャーされたことでも注目を集めた。

“Fragile Thing”のMVは、FiJA & KOYANMUSICによるコラボEP『WAGAMAMA』や、今作『Fragile Thing』のアートワークも手がけたTakashi Okawaがディレクションを担当。

「愛」の儚さについて歌った本作では、FiJA自身の家族や友人をキャストとして迎え、ドキュメンタリー形式で撮影が行われた。撮影当日までFiJAはキャストとは会わずに過ごし、撮影スタジオで久しぶりに再会。顔を合わせた瞬間に浮かぶ、照れくさい表情や満面の笑み、言葉にならないまなざし──。互いが触れ合うことで生まれる、目に見えない愛の形が映像として記録されている。

作品を通して浮かび上がるのは、FiJAのルーツやパーソナルな記憶。音が紡ぐFiJAの「愛」の姿が、受け手の心をやさしく包み込んでくれるだろう。

FiJA

なお、アルバム『Fragile Thing』はFiJA自らアートディレクションにも携わり、完成させたという一作。配信だけでなくCDでもリリースされるので、ぜひ手にとってみてはいかがだろうか。


【FiJA コメント】

自分の心を曝け出したファーストアルバムが、とうとうリリースされます!
アルバムタイトルトラックになった“Fragile Thing”は、想い⼈との⼼と物理的なギャップに対する寂しさを、素直に表現した歌です。そして自分のサウンドを見つけた特別な曲でもあったので、この曲をタイトルトラックにしました。今までシングルや、コラボ作品を出してきましたが、このアルバムでは、⾃分の“声”と真正面から向き合いました。苦手なピッチだけでなく、一語一句、言葉の意味に見合うテクスチャー、力の抜き加減などを、事細かく、プロデューサーのリンさんにディレクションしてもらい、自分の声を研究し、ゆっくり時間をかけて録音しました。

サウンド面に関しては、小難しいことは苦手なので、自分が出来る、今の自分のメロディーをそのまま表現しました。私がアコギで作った曲に対して、リンさんとトラックに落とし込んでいく内に、全部ジャンルが違うんじゃないのかなと言っていいほど、ボーダレスなアルバムになりました。スタジオレコーディングと打ち込みを贅沢にミックスし、音の細部まで拘って作った楽曲たち。Popで、エレクトロで、ゴスペルで、ロックで、Jazzで、R&B etc……なサウンドを、私の“声”を通じて楽しんでもらえたら嬉しいです!


【Takashi Okawa コメント】

自分は年齢が重ねるにつれて、「他人には他人の生活があるんだな」と、よく考えるようになりました。自分の周りにいる友陣でも、パートナーでも、親であっても、たとえ近くで同じ時間を過ごしていても、完全に「⼀緒」ではないのだと思うようになりました。少し回りくどい言い方かもしれませんが、つまりは「距離」というものが、そこにあると感じるようになりました。でも、それをネガティブな意味で言っているわけではありません。そこにわずかな「距離」があるから、そこを埋めようと足を動かしたり、勉強したり、伝えようとしたり、感謝したり、そうやって⼈はかろうじて⽣きていけているんだなと思っています。少なくとも自分はそうです。

この楽曲を最初に聴かせてもらったときFiJAは「特定の誰かに向けて歌っているのかな」と買ってに想像が膨らんだのと同時に、自分が日頃感じているこの「距離」の感覚、これらがどこか重なりました。自分の想いをどうにかして理解してもらいたい、という気持ちや、強さや形は違っていても、その人も同じような気持ちでいてくれたら、とか、そんな願いや気持ちを栄養にしてこれからも生きていってほしい。そんな想いを込めて、このミュージックビデオを撮りました。抽象的になってしまいましたがそんなところです。


【リリース情報】


Release Date:2025.07.18 (Fri.)
Label:aTak Records
Tracklist:
1. Bad Intentions
2. Taste (feat. Takuya Kuroda)
3. My Little Ginger
4. Unconditional
5. Fragile Thing
6. Teenage Dream (Cover)
7. Someday

Sound Produce, MIX:Yuki “Lin” Hayashi
Mastering:Sam Brawner (Blue Dream Studios)
Studio:NUMAN Studio (Track 5) / Studio Happiness (Track 2,7)
Executive Producer:Takuya Kuroda
Photo:Takashi Okawa
Graphic Design:INK

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【イベント情報】

『FiJA “Fragile Thing” Album Release Show』
日時:2025年7月31日(木)OPEN 19:00 / START 19:30
会場:東京・表参道 WALL & WALL
料金:ADV. ¥5,000 / U25 ¥3,500(各1D代別途)

公演/チケット詳細

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■FiJA:Instagram / X


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