壱タカシ、新曲「ボーイ」本日配信＆ MV公開自身のセクシャリティと向き合って過ごした少年期を回顧

SSWの壱タカシがニュー・シングル「ボーイ」を本日8月25日（水）にリリース。合わせて自身初となるMVも公開した。

2019年のシングル「はなむけ」でSSWデビューし、自身のアイデンティティを通じて感じたことを、飾らず、偽らずに歌う壱タカシ。これまでにAi Kakihira、HIIRO DE ROSSIとの楽曲をリリースしたほか、butajiの作品にも演奏家として参加してきた。

今作「ボーイ」は壱タカシによる一発録りのピアノ演奏に歌を乗せたもの。歌詞は、岐阜県の田舎で自身のセクシャリティと向き合って過ごした少年期を回顧しながら書き上げたという。

写真家の竹之内祐幸が手がけたMVは、竹之内が得意とする写真の世界観が憧憬を思わせるような映像作品に仕上がっている。マスタリングは畠山地平、タイトル・デザインは坂脇慶、竹之内の写真に起用されたアートワークのグラフィックは新地健郎がそれぞれ担当した。壱タカシがオファーを行ない、壱自身の活動に共感した各クリエイターがチームとなって初めて取り組んだことで、壱タカシの新しい世界が垣間見える作品となっている。

なお、本作は〈HIP LAND MUSIC〉によるデジタル・ディストリビューション＆プロモーション・サービス〈FRIENDSHIP.〉がデジタル・リリースをサポートしている。

【壱タカシコメント】

ポップ・ミュージック、そしてシンガーソングライターというフォーマットの良さとして、アーティスト自身のアイデンティティを通じて感じたことを、飾らず、偽らずに表現できるという部分があると思います。それは私にとって憧れであり、一つの課題でもありました。その課題に向き合い、誰かの歌ではない、私自身の歌を作ろうと思いました。

【butaji コメント】

過去の自分を自分自身が許していく、受け入れていく試みについて、一聴して繊細に聴こえるんですがとても心強い、支柱のような曲と思いました。