『フジロック’21』終了今年の延べ来場者数は35,449人、2019年の3分の1以下

8月20日（金）、21日（土）、22日（日）にわたって新潟・苗場スキー場にて開催された『FUJI ROCK FESTIVAL’21』の延べ来場者数が発表された。

今年の延べ来場者数は35,449人（内訳：8月20日[金]12,636人 / 8月21日[土]13,513人 / 8月22日[日]9,300人）。2019年の130,000人（前夜祭15000人含む）と比べると、実に3分の1以下となる。また、今年はコロナ禍での開催のため、海外アーティストの出演を断念し、感染予防のガイダンスに従い観客数を制限。酒類の提供や前夜祭も行わず、関係者・スタッフのPCR検査の義務化、抗原検査キットの配布など、事前に感染症対策を行った上での開催となった。また、参加に不安のある方、体調がすぐれない方に向けて、開催期間を過ぎた今でもチケットの払い戻しを受け付けている。

オフィシャル・サイトに掲載されたフジロック・フェスティバル事務局・日高正博氏のコメントには、「現在のところ、会期中の会場においては、ひとりの陽性者も確認されていないことを、まずはご報告させていただきます。今後も、時間経過と共に情報収集に努め、その結果をあらためて皆様へご報告し、未来のフェスティバルにおける感染防止対策の改善につなげてまいります」と綴られている。

当日は配信も行われ、SNSなどでも大きな盛り上がりを見せた今年のフジロック。感染状況や経済効果など、今後発表されていく情報にも注視したい。

なお、フジロックは25回目となる来年の開催日程も発表。来年は2022年7月29（金）、30（土）、31日（日）の3日間にわたっての開催を予定している。