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jan and naomiのnaomi、ソロ・シングル「Tokyo」本日リリース 「私もあなたも東京も夜明け前だと信じている」


2020.12.09

jan and naomiの活動でも知られるnaomi paris tokyoがソロ・シングル「Tokyo」を本日12月9日(水)にリリースした。

先日ソロ活動の始動と、1st EP『21SS』を12月23日(水)にリリースすることをアナウンスしたnaomi paris tokyo。本作「Tokyo」は同作からの先行シングル。自身の活動のベースとなっている東京に対する思いを、2018年リリースのアルバム『Fracture』に収録された「X」以来初の日本語詞で制作したナンバーになっている。本人は「東京が消えると歌っているものの、これは東京、つまり私を形成する全ての人への感謝と敬意を込めた曲」とコメントしている。

EP『21SS』はアパレル・ブランドの春夏シーズン、秋冬シーズンの発表に合わせて、定期的に楽曲を発表していくという試みの第1弾。アイソレートされて(ひとりになって)初めて気づく当たり前だと思っていた物事への愛と、この状況に希望の光が射すようにと思いを詰めた楽曲群が収録されているという。

EP全体通して、jan and naomiのテイストを継承しつつ、録音とミックス作業のほとんどを自宅で完結。これまでよりnaomiのパーソナルな部分をむき出しに感じられる楽曲群に仕上がっているとのこと。

カバー・アートワークはjan and naomiの1stシングル『A Portrait Of The Artist As A Young Man / Time』も手がけたYuuki Ikegamiの緊急事態宣言下の空を撮りためたアート・ブック『Lost My Mind』から使用している。


【naomi paris tokyo コメント】

Tokyo

コロナな状況が長期化する中で、それまで当たり前に過ごしてきた日々が、遥か昔のように感じて、まるで自分が東京から消えてしまったような、もしくは東京が自分の前から消えてしまったような消失感を感じた。

消失感が募るほど、当たり前だった日々への哀愁が増して、そして今の状況から考えると異様だったようにも思える過去の日々を冷静に振り返ることができて、なんてカオスな毎日だったんだろうと達観した気持ちにもなった。

このTokyoはそういう思いを曲にした気がする。

消失感から生まれた楽曲だからこそ、レコーディングではなるべく多くの人に参加してもらいたいと思い、jan and naomiのライブやレコーディングにいつも参加してもらっている佐藤優介に鍵盤を、一度だけレコーディングスタジオに入って佐藤謙介にドラムをお願いして、昔からの友人のDaddy Naokiにベースを、ギターはRiki Hidakaと林宏敏に弾いてもらった。

全て打ち込みで、もしくは自分で演奏することもできたかもしれないけど、このコロナ禍で、誰かと何かをするってことは精神衛生上とても重要だったんだと思う。いろんな人のいろんな音が入って、賑やかになったのも“東京”って感じが出たと思うし。

東京が消えると歌っているものの、これは東京、つまり私を形成する全ての人への感謝と敬意を込めた曲なのです。私もあなたも東京も夜明け前だと信じている。


【リリース情報】

naomi paris tokyo 『Tokyo』
Release Date:2020.12.9 (Wed.)
Label:naomi paris tokyo
Tracklist:
1. Tokyo

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naomi paris tokyo 『21SS』
Release Date:2020.12.23 (Wed.)
Label:naomi paris tokyo
Tracklist:
1. Ballad
2. Tokyo
3. Sun
4. Arms

Distributed by Caroline International

■naomi paris tokyo:Instagram / Twitter


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