東京・新代田に位置するヴェニュー、LIVE HOUSE FEVER(以下:FEVER)がコロナ禍の影響で苦境に立たされる中、Tシャツを中心とした物販制作部門「LUCKY merch & print」を立ち上げた。
この新事業立ち上げのスタートアップ企画として、FEVERと所縁の強いアーティストとの企画『made in 新代田』も始動。アーティストのTシャツをそれぞれ1週間限定で受注販売。プリント、制作、販売は全てFEVERが手がける。
初回アーティストのTシャツはFEVERのWEBサイト及びSNSにて9月13日(日)18時より発表。同時にFEVERの通販サイトにて受注開始となる。アーティストごとのTシャツ受注期間は今後順次アナウンスされる。
参加アーティストは以下の通り。第1弾で80以上のアーティストが参加決定しており、今後も追加発表される予定とのこと。なお、第2弾以降ではアーティスト以外にも、現在苦しい状況であるライブハウスやその他レコード・ショップ、レーベルなどにも拡大していくという。
ASPARAGUS
eastern youth
あらかじめ決められた恋人たちへ
ASIAN KUNG-FU GENERATION
ATATA
Elephant Gym
おとぎ話
ONIGAWARA
ORESKABAND
愛はズボーン
KING BROTHERS
Keishi Tanaka
KEYTALK
9mm Parabellum Bullet
CRYAMY
COMEBACK MY DAUGHTERS
Crypt City
快速東京
クリトリック・リス
KONCOS
STORM OF VOID
cinema staff
SLIGHT SLAPPERS
SPARTA LOCALS
セカイイチ
少年ナイフ
SLANG
SLOTH LOVE CHUNKS
SISTER JET
Suchmos
discotortion + Rick Froberg
toe
Discharming man
堕落モーションFOLK2
突然少年
タイガン
DOES
THE NOVEMBERS
ナードマグネット
nine days wonder
200MPH
nails of hawaiian
the band apart
フラワーカンパニーズ
Boris
bloodthirsty butchers
HUSKING BEE
ピーズ
Predawn
peelingwards
PALM
The Firewood Project
HINTO
初恋の嵐
Homecomings
FRONTIER BACKYARD
FINLANDS
VELTPUNCH
ペドゴラ(ペドラザ×神々のゴライコーズ)
Helsinki Lambda Club
PANICSMILE
MINOR LEAGUE
MEANING
mouse on the keys
MOROHA
malegoat
MOP of HEAD
メレンゲ
mother
MASS OF THE FERMENTING DREGS
YOUR SONG IS GOOD
LITE
WRENCH
Lucie,Too
LOSTAGE
Ropes
LEARNERS
LEO今井
ROTH BART BARON
Ryu Matsuyama
RAZORS EDGE
……and more!
【西村仁志(LIVE HOUSE FEVER店長) コメント】
皆様こんにちは。FEVERの西村です。ライブハウスが厳しい状況になっている中、皆様の温かい行動やお言葉でどうにか切り盛りしております。「アーティスト、お客さん、ライブハウスは正三角形であるべきだ」という自分の理想からはかけ離れてしまった昨今ですが、この状況がいつまで続くか誰にも分からず、頭を抱える毎日です。
「自分のことは自分でやる」自分が好きで憧れたライブハウスや海外のベニューはDIYが根本にあって、素晴らしくかっこよく見えたのはちゃんと自分のことを自分でやっていたから。でも、仲間へのサポートも絶対に忘れてはいけない。倒れそうになったら支える。モッシュピットでも、道端でも、人生でも。自分は素晴らしいバンドや場所からそう教わってきました。
今まで通りではやっていけない。前に進めない。言葉にはしないだけでほとんどの方がわかっている事実だと思います。
FEVERは、10年後も20年後も存続するために、この秋から新しいアクションをはじめます。Tシャツを中心とした物販制作部門「LUCKY merch & print」を立ち上げます。ライブハウスの経営と、物販製作でFEVER という場所とスタッフの雇用を守ります。コロナ禍の一時的な逃げではなく、この状況が過ぎてもアーティストとライブシーンをも盛り上げるFEVERに出来る事業として考えた結果です。
その為、ガーメントプリンターというTシャツにプリントが出来る高性能プリンターを購入しFEVERの売りでもあったフロアより広い楽屋の一部をプリント工房に改築しました。ハイエースのハイルーフが買えるぐらいの買い物で、現状の先行投資としては勇気のいるものでしたが、未来を買ったと考えれば安い買い物かもしれません。
導入したはいいが、受注をどうやってもらおうか。マシンが稼働しなければお金も動かずスタッフの雇用も守れない。やはり最初に力を借りたのは、FEVERに縁のあるミュージシャンでした。
―「made in 新代田」はじめます。―
改めて約束します。
FEVER は世界で一番のライブハウスを目指します。
新代田から宇宙へ
羽根木から未来へ
またライブハウスでお会いしましょう。