フジロック特集2日目。Hiroyuki Oyamaの『Power Push of FUJI ROCK ’14』です。2014年に新作をリリースし、音楽メディアや音楽ブログの上半期ベストアルバムにランクインした注目アーティストをご紹介。
わたくし、昨年は寝ずにフジ初日をむかえ、雷雨のNINは車の中からうつらうつらしがらYouTube見てました。今年は頑張ります。ありがとうございます。ちなみにベストアクトはRhye、Kendrick Lamar、Savagesでした。
7/25 WHITE STAGE
FIRST AID KIT / My Silver Lining
スウェーデン・ストックホルムのJohannaとKlaraのSöderberg姉妹によるアコースティック・ポップ・デュオ、FIRST AID KIT。
2008年、インターネットを駆け巡ったFleet Foxesの「Tiger Mountain Peasant Song」のカバーを覚えている人も多いかもしれません。インディーで2枚のアルバムをリリースし、スウェーデンだけでなくイギリスやアメリカでも人気を獲得。今年メジャーデビューアルバム『Stay Gold』をリリースしました。北欧らしい暗く切ないメロディーが混ざったカントリー/フォークサウンドと姉妹の美しいハーモニーはフジロックにピッタリ。
FacebookページのおすすめアーティストにDie Antwoordが入っているあたりがナイスです。
thisisfirstaidkit.com / Facebook / Twitter / Instagram / YouTube
7/25 WHITE STAGE
WILD BEASTS / Wanderlust
Domino所属、イギリス・ケンダル出身の4人組インディー・ロック・バンド、WILD BEASTS。
これまでにリリースされた、1st『Limbo, Panto』、2nd『Two Dancers』、3rd『Smother』はリスナーからも評論家からも高い評価を受けています。今年リリースされた『Present Tense』はデビュー以来初となる全英チャートトップ10入り、Pitchforkで8.2/10、NMEで9/10、The Line Of Best Fitで10/10とこれまた好評。日本の音楽ブログでも上半期ベストにランクインしているのをよく拝見します。LexxxとLeo Abrahamsによるプロデュースが光り、ポストパンク/ニューウェーブ/ダークウェーブに通ずるサウンドをセクシーなボーカルとともに美しく響かせる名盤。
先日のグラストンベリー・フェスティバルの映像も貼っておきます。
wild-beasts.co.uk / Facebook / Twitter / Tumblr / YouTube
7/26 WHITE STAGE
WHITE LUNG / Face Down
Pierce McGaryによるVHS風味なビデオもナイス。同じくDominoから、カナダ・バンクーバーのパンク・ロック・バンド、White Lung。
ベーシストのGrady Mackintoshが脱退し、Mish Way、Kenneth WilliamとAnne-Marie Vassiliouの3人編成となりましたが、新作『Deep Fantasy』でもそのパワフルさは変わらず。SPINで8/10、Pitchforkで8.6/10とこれまた評論家筋から評価されているのですが、そんなことはどうでもよく、まじで最高。全10曲収録で22分ですが、最初からアドレナリン全開。「夏フェスに来る男は大抵サブカル好きなので、ちょっと攻めるくらいのファッションにも好意的だと思いますよ」というキラキラフェス女子☆(某メディア参照)をぶちのめすカリスマ性。Mish Wayのボーカル&シャウトとKenneth Williamのギターをライブで是非体感したいところ。ウソです、攻めるファッションお願いします。イスお貸しします。
whitelung.ca / Facebook / Tumblr / Bandcamp
Kohei Nojima氏からも告知がありましたが、フジロック同行者募集中です。
Spincoasterのメンバーを中心にホテル(会場徒歩圏内)の大部屋と往復のバスを手配しております。
前夜祭から通し参加される方で、興味がございましたら info@spincoaster.com/wp までメール下さい。若干空席があります。