デンマーク出身のローファイでちょいサイケなエレクトロ・ポップ3人組、Slaughter Beach(スローター・ビーチ)。「またナントカBeach？」なんて思うかもしれませんが、現時点でSOUNDCLOUDに公開されている2曲を聴く限り、その美メロ・センスやサイケデリックな音の質感はかなりヒット・ポテンシャル高いです！
「Spinning Globe」は、例えるなら『Oracular Spectacular』以前のMGMTとGrandaddyとの邂逅とでも言えるでしょうか。ゆったりしたテンポにメランコリックなメロディー、アコギによって導かれるドリーミーなAメロからガジェット感たっぷりのサビへと展開するさまがGrandaddy的だなあと思いました。ローファイ感を漂わせつつ、さまざまな音のレイヤーが作り出す万華鏡的サイケ・ポップは、Youth Lagoonの最新作『Wondrous Bughouse』にも通じるものがあります。
こちらはデビューシングル「Made-up True Love」。この曲もメロディーが素晴らしいです。後半のサイケデリックなオルガンの音色も印象的。
僕のブログPUBLIC IMAGE REPUBLICでも「Sound of 2014」の一組としてピックアップしています！
（Text by deidaku）
