Rootscoaster Vol.59 / 桃野陽介（MONOBRIGHT / Hocori)

7/15にHocori(ホコリ)として1st mini alubum 「Hocori」をリリースする桃野陽介がコメントとともにルーツを紹介。

MONOBRIGHTのフロントマンとして知られる桃野陽介ですがHocoriではバンド・サウンドとは全く異なる桃野ワールドを展開。

ClubではなくDisco! RockではなくPop!

シュールなPVが必見な先行配信のリード曲「God Vibration」とともに、7/15発売の1st mini alubum『Hocori』をチェックしてみてください。(Text by Miho Kawazu）

1.Ween / Roses Are Free

https://www.youtube.com/watch?v=t4PzQJCF2X8

ウィーンは僕にとって少年合唱団のことではなく、この変態ポップ兄弟の事を指します。聴いてもらうとわかると思うんですが、ギャグなのかマジなのか本当にわからず、ムズムズするんです。でも何だかポップだし、何だかルーツは深そう。そんな最高の生半可がクセになる1曲です。

2.Sly and the Family Stone / I Want to Take You Higher

https://www.youtube.com/watch?v=3fZBaPS_XvQ

ウッドストックの映像で聴いて衝撃を受けた1曲。生でライブを見てる訳じゃないのに、音が目の前で踊っていて、こんなに体感出来る「ファンク」という音楽に驚愕しました。

3.The Flaming Lips / Race For The Prize

田舎育ちで高校生の僕が、雑誌のレヴューを元にCD屋を何件も探し回ってようやく見つけたアルバムの曲。なんですが、当時は良さがさっぱりわからず、好きになるまで聴き続け、今は超愛してます。聴くと優しい気持ちになります。

Message

影響受けた3曲って難しいですよね。だって3曲な訳がないですもん、しかもミュージシャンなのに。なので、今回は良くも悪くも自分を変えてしまった音楽をチョイスしました。バラバラな3曲ではありますが、僕の中では共通点があります。それは「POPだなあ」と感じる要素が感覚的にあるという事です。僕にとってのPOPは「コレ人に聴いて欲しいんだろうな」感というか、かまってちゃんな感じというか。好きな人は勝手に聴いてって突き放してる感じのくせに、1回聴いたら忘れられないキラキラした存在を曲に残す、そんな思わせぶりな音楽＝POPを作りたいと思いますので、宜しくお願いします。