Rootscoaster Vol. 142 / Chisa (Lucie,Too)

宇都宮から現れた、3人組ガールズ・バンド、Lucie,Tooが初の全国流通盤となる『LUCKY』を2月7日（水）にリリースした。

ポップでキャッチーなメロディに可愛らしいリリック、そしてシンプルなバンド・サウンドだが、ほんのりと漂うパンクやUSオルタナ的要素が見え隠れする音楽性を武器に、現場やシーンを中心に大きな注目を集めている。

今回はそんなLucie,Tooのフロントマン、ChisaがRootscoasterに登場。バンド名の由来にもなった存在や、SEとして使用したり、弾き語りでカバーしているバンドまで、彼女自身の思い入れの強いアーティストによる3曲。きっと、Lucie,Tooの音楽性を紐解くことにも繋がるはずだ。

Text By Spincoaster

1. Now,Now / Giants

初めて聴いたのは3年前頃でしょうか。こんなにもシンプルなのに、こんなにもカッコいい音楽があるのかと衝撃を受けました。Now,Nowに出会って私の音楽の聴き方が変わったと言っても過言ではないです。ちなみに、私たちのバンド名はNow,Nowの「Lucie,Too」という曲からとりました。結成当初はNow,Nowの日本語版みたいなバンドになろうと思ってたくらい（笑）。

2. Stars / Calendar Girl

私たちのSEでも使用させてもらっている「Ageless Beauty」と迷ったのですが、この曲はLucie,Tooが活動する前、私がソロで活動していた時期によく弾き語りで歌っていて、とても思い入れのある曲なので選びました。今回リリースする『Lucky』のTHISTIMEオンライン・ストア初回限定特典でも弾き語りさせて頂きました。

3. JUDY AND MARY / クラシック

母親の影響もあって、物心ついた時からずっと聴いています。YUKIちゃんは私のヒーローです。1曲選ぶのがとても難しかったのですが、この曲はカラオケで必ず歌うので選びました。元気ない時にいつも聴いています。

Message

私自身、影響を受けているアーティストや音楽はまだまだたくさんありますが、今回はLucie,Tooの楽曲の基盤となっている3組を挙げさせて頂きました。Lucie,TooがオシャレなSpincoaster読者の皆様に受け入れてもらえるか不安ですが、私たちもたくさんの人に良い影響を与えられるような楽曲を提供していきたいです。

Profile

宇都宮から現れた平均年齢二十歳の3人組ガールズ・ポップバンド、Lucie, Too（ルーシートゥー）。

JDらしくゆるーく始まるも、最後は楽器もぶっ壊しそうになるほどの初期衝動溢れるライブで注目度が上昇中。いまどきの女の子、侮るなかれです！シンプルな楽曲ながら歌詞もメロディーも等身大の胸キュンフレーズが盛りだくさん！

国内最大級のサーキットイベント“下北沢サウンドクルージング”に大抜擢されると、以降その「打ち上げ大好きキャラ」も相まってライブハウス界隈のNEXT BIG THINGとして引っ張りだこの状態が続いている。アルバム発売前に先行公開のMV「Lucky」は25万回再生を超えまさに破竹の勢い。宇都宮が生んだ彼女たちのシンデレラストーリーに注目だ!!

【リリース情報】

Lucie,Too 『LUCKY』
Release Date：2018.02.07 (Wed.)
Lable：THISTIME RECORDS
Cat.No.：TTPC-0007
Price：￥1,600 ＋Tax
Tracklist：
1. Lucky
2. キミに恋
3. Siesta
4. ドラマチック
5. 幻の恋人
6. May
7. リプレイ

【イベント情報】