自宅でビートメーカーのライブを楽しめる、オンライン・イベント『BeatsFromHome』を4月29日(水・祝)が開催される。
『BeatsFromHome』は、「インディ・アーティスト」と「空間オーナー」にスポットを当て、双方のニーズを最適な形で解決し、アート活動としてのシナジーを生み出そうと模索する集団・where.tokyoが主催となり、新型コロナウイルス流行拡大に伴うイベントの中止や、自粛対象としての名指し批判により、経済状況が悪化している音楽ヴェニューや、独立系アーティストへの援助を目的としたチャリティー・イベント。なお、where.tokyoは本企画をアーティストの発信の幅を広げる事例のひとつにできれば、という思いもあるようだ。
現在CAMPFIREにてクラウドファンディング・プロジェクトもスタートしており、その支援のリターンのひとつとして、ライブ配信、アーカイブ視聴のためのパスワードが配布予定となっている。
■【BFH】署名だけじゃ終わらない!ビートライブ生配信でクラブシーンを守りたい!(CAMPFIRE)
本プロジェクトにおいて、クラウドファンディングで集まった支援金は、参加アーティストへの還元はもちろん、イベント運営資金としても使用。また、余剰資金は全て厳しい状況にある箱の経営に回るように手配されるという。視聴者は自宅で音楽を楽しみながら、アーティストと箱への支援ができることになる。配信は音質にもこだわり、プラットフォームにはVimeoなどを検討中とのこと。
イベントは4月29日(水・祝)の15:00〜23:00まで、10時間を通して開催予定。ラインナップにはILL-SUGI、Phennel Koliander、FKD、Ballhead、dhrmaなど、国内外問わず多くのヒップホップ・ヘッズ、ビート・ジャンキーを惹きつけるおよそ20名ほどのアーティストが出演。企画の経過や出演者情報は、主催であるwhere.tokyoのInstagramアカウントから随時発信されるとのこと。
【イベント情報】
『BeatsFromHome』
日時:2020年4月29日(水・祝) 15:00〜23:00
出演:
1Co.INR
adaptrook
Ballhead
dhrma
Dyelo Think
EL TOBO
FKD
ILL-SUGI
melunn
Phennel Koliander
Yagi
yorokobeats
……and more!