8月25日（金）よりTOHOシネマズ新宿他全国公開となる映画『#ミトヤマネ』の主題歌をラッパーのvalkneeが担当する。
映画『#ミトヤマネ』はネット社会ならではの職業「インフルエンサー」を生業とする女性を主人公に、ネット社会の恐ろしさを描いたスリラー『VIDEOPHOBIA』で国内外の話題となった宮崎大祐監督が描く、現代性とクールさをともなった新しい“ジャパニーズ・ノワール”作品。
世界中で人気を得るインフルエンサー「山根ミト」を演じるのは、俳優・モデルとして幅広く活躍し、最近では主演映画が目白押しの玉城ティナ。『VIDEOPHOBIA』で数多くの国際映画祭に入選し、7月に公開する『PLASTIC』など次々と話題作を手がける宮崎大祐監督が、現代社会の“闇”とも言えるデジタル、SNS社会の怖さを独特なセンスと現代社会に沿った世界観で描く。
また、玉城ティナ演じるカリスマ・インフルエンサーであるミトを陰で支える妹のミホ役に湯川ひな、ミトの所属事務所のマネージャー役に稲葉友、さらに筒井真理子、安達祐実といった実力派の俳優たちが脇を固める。
主題歌を担当するvalkneeはソロでの活動に加え、ラッパーによる“ギャル・サークル”Zoomgalsとしての活動や、和田彩花、lyrical schoolへの作詞提供など幅広く活動するラッパー。今回は主題歌だけでなく本作における音楽ディレクション全般に関わることに。valkneeの起用に宮崎監督は、「こういう、速度があがってしまった時代をどう乗りこなしどう生きるのか、どう不安をごまかせるかという歌を彼女は歌っていて、歌詞が作品と一体化しているし、ミトの心象風景でもあると思った」と作品にぴったりのアーティストだと太鼓判を押している。
また、ムビチケの発売と特典も決定。購入者特典としてオリジナル・ビジュアル、鑑賞者特典としてポスター・ビジュアルが配布される。6月30日（金）よりデジタルでのみ販売開始となる。
【湯川ひな（山根ミホ役） コメント】
玉城さんの隣で似ても似つかない妹役を演じられたこと、稲葉さんを加えた3人のやり取り、宮崎監督の想像する濃い画に空虚なまま存在し続けること、不思議なお芝居を求められたように感じ、とても楽しかったです。
多言語が飛び交う稀有な撮影環境で生まれ、唯一無二の色で溢れたこの映画をぜひ楽しみにしてください！
【稲葉友（田辺キヨシ役） コメント】
田辺キヨシを演じました稲葉友です。映画の中にSNSの存在が当たり前になった今の日本が詰め込まれていました。そして映像や音楽、構成や見せ方など映画館で体感していただきたい魅力に溢れた作品です。今生きる世界において何が本当で何が嘘なのか、何が事実で何が虚構なのか、その境界線はどこなのか。是非とも映画館まで足をお運びください。
【valknee（主題歌・音楽） コメント】
軽薄で忙しないタイムラインのように、幼稚なコメントが押し寄せるように、この作品は見る側にもじんわりと負荷を掛けてきます。翌日から皆さんのSNSライフは少し違った味わいになるかもしれません。映画音楽を担当するのは初めてのことで、その経験が「#ミトヤマネ」であったことを嬉しく思います。しっくり来ています。エンドロールまで楽しんでいただけたら幸いです。
【映画情報】
『#ミトヤマネ』
2023年8月25日（金）よりTOHOシネマズ新宿他全国公開
監督・脚本：宮崎大祐
配給：エレファントハウス ©︎2023 映画「＃ミトヤマネ」製作委員会
