福岡在住の新鋭、uamiがビクターエンタテインメント内に新設された次世代を担うアーティストを発信するレーベル〈CONNECTUNE〉から、シングル「愛想まいた」「sand storm」の2作品と、提携レーベル〈SOPHORI FIELD COMPANY〉から配信EP『キンカジュー』を本日9月23日(水)に同時リリースされた。
iPhoneを駆使したユニークな創作スタイルで、ハイクオリティな楽曲を量産するSSW/プロデューサー、uami。今年4月に新設された〈CONNECTUNE〉の第1弾アーティストとして、昨年10月には3作品を同時リリース。君島大空との新プロジェクト・avissiniyonや、honninmanとのユニット、解体ザダン壊でも注目を集めている、
今回は前作からおよそ11か月ぶりのリリースとなり、合わせて「sand storm」「愛想まいた」の2作品のMVも公開された。
【uami コメント】
「sand storm」
なにぶん「好きなおとたちを使って曲にしたらこうなりました・・・」という曲でして、説明しようとしたけれどもそんなに文章にならなかったという雰囲気を感じていただけたら嬉しいです。
きらきら 金属音
声の重なり
引きずる かき回す
切れの悪さを規則的に繰り返す
絨毛(しなやかさ)
厳かさ
ここは光の入らない場所ではないので、完全に真っ暗になることはないと思います。時の進まない空間です。視界は人体の中へ入れるほどの小さなサイズです。それから、きらきらとした音は味覚にも影響を与えるようです。なるほどこの曲には砂糖が似合う気もしてきました。
「愛想まいた」
「わたし」に注意を向けてほしいという内容の歌です。曲の途中まで主役はメロディラインではありません。これは「用がなくてもコンタクトをとっていたい」という気持ちの表れなのです(・・と言いたいところですが、前述は完璧に後付けで考えた内容です)。タイミングをうかがっているのかいないのか、たまに入ってくる雑なシンセサイザーたちも好きです。時間の流れが無さそうな「sand storm」とは少し違い、時間帯は昼から夜を移ろっています。しかし決して深夜や明け方ではありません。
EP『キンカジュー』
どこの地域の言葉であるかわかりづらいようなイメージを与えるとともに、声に出して言いたくなるということを重要視して名づけました。キンカジューとは動物の名前で、サルっぽい見た目をしたアライグマの仲間だそうです。なぜこのように独特な響きをもつ単語を選んだのかというと、今回のアルバムには言語指定が無く独自の発音で歌っている曲を複数収録しているからです。なぜそんなことをしたのかというと、完成した楽曲を聞くとき、そこに有ってほしくない違和感を排除するのにいちばんふさわしい手法だったからです。また、構成のとらえ方によっては全6曲でなく全8曲です。2018年に発表した「アトマスプニギ」という楽曲以外は全て今年製作しました。ここまで説明を続けておいてなんですが、そこまで変な内容ではないと思います。
【リリース情報】
uami 『愛想まいた』
Release Date:2020.09.23 (Wed.)
Label:CONNECTUNE
Tracklist:
1. 愛想まいた
==
uami 『sand storm』
Release Date:2020.09.23 (Wed.)
Label:CONNECTUNE
Tracklist:
1. sand storm
==
uami 『キンカジュー』
Release Date:2020.09.23 (Wed.)
Label:SOPHORI FIELD COMPANY
Tracklist:
1. 3 Arrangements of Kamichigi
2. ルシー
3. 誤解の海辺
4. nutss lle(burn ver.)
5. ペニンシュラ
6. アトマスプニギ
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