TOMC、新鋭・ISAFATとの共作シングル“Flashback”配信スタイリッシュで切ないシティファンク・チューン

ビート＆アンビエントプロデューサー・TOMCと新進気鋭のR&B／ポップアーティスト・ISAFATによるコラボレーションシングル“Flashback”が本日3月20日（水）にリリースされた。

昨年5月に集大成的なアルバム『True Life』をカナダ〈Inner Ocean Records〉よりリリースし、同年10月に発表したaudiot909との共作シングル“The Out of Africa Hypothesis feat. 荘子it（Dos Monos）”のクラブヒットも記憶に新しいTOMC。また、長谷川時夫（タージ・マハル旅行団）が主宰する即興演奏コレクティブ〈Stone Music〉の一員としても国内音楽フェスでのステージ〜インド3都市を巡る海外ホールツアーに参加したほか、今年2月にはNHK Eテレ『こころの時代』にて地上波初出演。それに加えてKankyo Recordsでのレビュー執筆やJ-WAVEへの出演など、多様な活動を展開している。

一方、3歳からチェロを始めたというISAFATは、作詞／作曲／トラックメイキング／演奏まで全て自身で行うセルフプロデューススタイルで、昨年よりコンスタントに作品を発表。Spotifyでは国内のみならず海外の公式プレイリストにもピックされるなど、こちらも国内外から注目を集める存在だ。

洗練されたファンク〜シティポップにビートミュージックの文脈が融合した本作は、TOMCが制作したトラックを元に、ISAFATがコードのアップデートや一部パートの生演奏への差し替え、トップラインの書き下ろし、歌唱などを務めた。ミックス／マスタリングはTOMC自身が担当。現代的なR&Bポップを念頭に置いたサウンドデザインに仕上がっている。

なお、今年は両者ともに様々な活動を予定しているとのこと。今後の動向にも注目したい。