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Spotifyがアーティスト自らが直接作品をアップロードできるβ版機能を発表


2018.09.21

Spotifyがインディペンデント・アーティスト自らが自身の作品を直接アップロードできる機能のβ版を発表した。

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リリース後の動向やリスナー層を分析できるアーティスト向けサービス「Spotify for Artists」の一環として発表された本機能は、Spotify for Artistsのブログによると、ここ数ヶ月に渡ってNoname、Michael Brun、VIAA、Hot Shadeらインディペンデントで活動するアーティストと共にテストを重ねてきたという。

アーティストはこの機能を使用し、直接自身の作品を配信することができるだけでなく、リリース前後問わず他のユーザーからどのように見えているのかをプレビュー表示で確認することができ、簡単な操作でメタデータなども編集することができるという。

また、当然アーティストはSpotifyの他のパートナーと同様にロイヤリティを得ることができる。報酬は毎月指定口座に振り込まれるほか、Spotify for Artistsのインサイト上で自身の作品がどれほどの報酬を獲得しているのかを速やかに確認することも可能。実装された場合は、全てのアーティストが手数料抜きでこの機能を使用することができるそうだ。

現在、この機能を使えるのは招待されているアメリカのインディペンデント・アーティスト数百名のみとのことだが、今後はさらに多くのアーティスト、レーベル、チームを招待していくとのこと。

さらに、新たな情報をいち早く得るためのメーリングリストへの登録も呼びかけている。本機能の搭載が実現すれば、もしかしたらレーベルやディストリビューター、アグリゲーターなどの音楽産業の形が大きく変わることになるかもしれない。

via.Spotify Artists Blog


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