SPENSR、新曲「EQUALS」本日リリース Kazumi Watanabeが手がけたMVも公開

SPENSRがニュー・シングル「EQUALS」を本日10月27日（水）にリリース。合わせてMVが公開された。

SPENSRは作詞作曲に加え、デザイン、ミックス、映像制作なども自らこなし、他アーティストへの楽曲プロデュースなども行うマルチ・クリエイター、カズキ_ウツミによるソロ・プロジェクト。今年5月に4組のゲスト・シンガーを客演に迎えた全7曲入りのミニ・アルバム『LOVE THERE』をリリースし、東京・表参道WALL&WALLにてリリース・ライブも開催したことも記憶に新しい。

今作「EQUALS」は4つ打ちのビートと心地よいサウンドに特化した踊れる1曲。リリックでは一見複雑に見える問題や人々が抱える悩みも皆等しく平等であり、その解決方法は単純だというSPENSRのシンプルな考えと、フラットな視点での物事の表現されている。

MVは独特の色味や世界観が特徴的な若手映像ディレクターのKazumi Watanabeが担当。SPENSRが静かに目を閉じ俯くカットから一転、背景が突如として開け、壮大な海が広がる映像は圧巻だ。また映像の中では様々なシチュエーションでSPENSRが登場するが、それと別軸で目隠しをした女性が登場。口に出しては言いにくい感情や、上手く思いを伝えられない悩みなど、人間関係を営む上で誰にでも当てはまるであろう“人々の苦悩”を擬人化したかのような女性は手探りで何かを求めて夜の街を徘徊する。それとは対照的に淡々とした表情で冷静に歌詞を紡いでいくSPENSRの様子は、フラットに物事を考えていたいという歌詞の内容とシンクロ。ロケーションや光、色味などの映像美だけでなく、歌詞の内容を表現したその世界観にも注目を。

また、合わせて公開となったアーティスト写真はフォトグラファーの小見山峻とスタイリストの渕上カンが担当。背景の暗闇に対して色味が映えるユニークな写真に仕上がっている。