東京を拠点に活動するSeimei(セイメイ)と、横浜を拠点に活動するCarpainter(カーペインター)による連名作品『Endless Rise / Submerge』が、本日10月16日(金)にリリースされた。
2人は実の兄弟であり、2012年にダンスミュージックレーベルの〈TREKKIE TRAX〉を共に立ち上げ、以降は同レーベルのコアアーティストとしても活動している。Seimeiはテクノ、ベースミュージック、ブレイクス、ジューク/フットワークなどを横断するDJ/プロデューサーとして活動し、〈WET TRAX〉や〈Clasico Records〉といった海外レーベルからも作品を発表してきた。一方のCarpainterは、テクノやベースミュージックを軸としたプロダクションで国内外から高い支持を集め、〈LuckyMe〉〈Mad Decent〉などの海外レーベルからリリースを重ねてきたほか、三浦大知“EXCITE”の共同作曲・編曲を手がけるなど、クラブシーンの枠を越えて活動している。


2人が初めてダンスミュージックと出会ったのは2006年。本作は、それから20年という節目を迎える2026年に制作された、2曲入りのダブルシングルだ。同じ家で育ち、同じ時期にダンスミュージックへとのめり込み、それぞれがDJ/プロデューサーとして活動を始め、やがて共にレーベルを立ち上げるまでになった2人が、自らの原点にある高揚感と、現在のクラブミュージックの感覚をあらためて作品へと落とし込んでいる。
“Endless Rise”は、90年代のジャパニーズテクノや、アップリフティングなユーロトランスを想起させる、爽快かつエモーショナルなアンセム。どこまでも上昇していくようなシンセサイザーのコードとメロディが強烈な高揚感を生み出し、その中を、大胆にディストーションさせた荒々しいTB-303のアシッドフレーズが駆け抜けていく。ノスタルジックな響きを持ちながらも単なるリバイバルには留まらず、現代のクラブで鳴らされることを前提とした重量感と推進力を備えた1曲となっている。
対する“Submerge”は、ハードテクノやハードハウスを思わせる強靭な4つ打ちのグルーヴに、スピードガラージをはじめとするUKベースミュージックの感覚を融合した、ダークで攻撃的なクラブトラック。フロアを一気に押し込む巨大なリードサウンド、硬質なドラム、そして水中深くへと沈み込んでいくようにうねるリースベースが幾重にも重なり、身体ごとサウンドの内部へ引きずり込むような没入感を作り出している。
正反対のベクトルを持つ2曲には、2006年にダンスミュージックと出会った少年時代から、DJ/プロデューサーとして国内外のクラブシーンを歩んできた現在まで、兄弟が共有してきた20年間の音楽体験が凝縮されている。過去へのノスタルジーではなく、自分たちのルーツを現在のフロアへと更新する一作だ。
【リリース情報】

Seimei & Carpainter『Endless Rise / Submerge』
Release Date:2026.10.16 (Fri.)
Label:TREKKIE TRAX
Tracklist:
1. Endless Rise
2. Submerge










