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Awichが世界最大級のフェス『Coachella』に君臨 ライブレポート到着


2024.04.15

Awichが現地時間4月14日(日)にアメリカ・カリフォルニア州インディオで開催された世界最大級の音楽フェスティバル『Coachella Valley Music and Arts Festival』(以下、Coachella)の「88rising Futures」のステージに登場。日本からの客演勢と共に多くのオーディエンスを盛り上げた現地のレポートが到着した。

『Coachella』第1週目の最終日は見事な快晴。カリフォルニアの壮大な自然に囲まれ灼熱のヒップホップを見せつけたのは、『Coachella』初出演のAwichだ。新しい学校のリーダーズの“Giri Giri (Remix)”でコラボした後に彼女たちからバトンを受け取ったかのように、Awichのソロステージの幕が開けた。

「Coachella、初めまして! 日本から来ました、A・w・i・c・h、Awichです!」と英語で自己紹介をすると、鋭い目つきと堂々たる姿勢でスタンバイ。“THE UNION”のクワイアが流れると大歓声が上がった。〈Louis Vuitton〉から提供された衣装が風に吹かれて妖艶に舞い、夕日を背負って歌う彼女の姿はクイーンそのものだ。

「今日はみんなを旅に連れて行くよ!」と話すと自身が生まれ育った沖縄の伝統音楽を取り入れた“RASEN in OKINAWA”を送り、オーディエンスを琉球のオーラで包み込む。続く“GILA GILA”では、ラッパーのJP THE WAVYを迎えてエナジーみなぎるパフォーマンスを見せ付け、《『Coachella』出たから何?》とオリジナルの歌詞からCoachella仕様に歌詞を変えて挑発しながらも本フェスへのリスペクトをラップにのせた。

JP THE WAVY[/caption]

ラストは、“Bad Bitch 美学”のメンバーのNENE、LANA、MaRI、ゆりやんレトリィバァがステージに駆けつけて“Bad Bitch 美学 Remix”のマイクリレー。赤、オレンジ、緑、ピンク、青とそれぞれのテーマカラーの衣装でステージを彩る5人はまるで女戦士のようだ。「また会いましょう! ピース!」とピースサインを高く掲げ、メンバーと肩を組みながらステージを去った。

日本のヒップホップ界を牽引するAwichが、『Coachella』に君臨──。世界最大級のフェスで見せた彼女のステージは、彼女の大事なユニオンが集結した、仲間愛溢れるものだった。

Text by Megumi Hamura
Photo by HIROAKI FUKUDA

Awich – Setlist
1. THE UNION
2. RASEN in OKINAWA
3. GILA GILA feat. JP THE WAVY
4. Awich, NENE, LANA, MaRI & YURIYAN RETRIEVER – Bad Bitch 美学 Remix

Coachella Valley Music and Arts Festival オフィシャルサイト

Awich オフィシャルサイト


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