PinkPantheressが2作目となるミックステープ『Fancy That』を本日5月9日(金)にリリースした。
本作は自身が作詞・作曲・プロデュースを手がけ、aksel arvid、Count Baldor、phil、Oscar Scheller、The Dareらと共に制作された。英国文化に根差しながら、キッチュで遊び心あふれる時代へと突入した彼女が、特有のボーカルとジャンルを越えたサウンドを展開する9曲が収録されている。
また、このミックステープはPinkPantheressがより深い親密さを表現する新たな章を象徴しており、Panic! at the Disco、Jessica Simpson、Basement Jaxx、William Orbitといったアーティストのサンプリングやインスピレーションを取り入れながら、様々な名曲を独自のセンスにより現代と融合させた作品となっている。

Underworldの“Dark and Long (Dark Train)”を再構築し、禁じられた欲望とそれに対する認識を催眠的に探る内容を歌ったリード曲“Illegal”について本人は、次のように語っている。
「“Illegal”は、まるで自分の原点に帰ってきたような感覚です。ざらついたUKガラージのサウンドは、私が音楽を始めた当時に一気に引き戻してくれるのです。夜遅くのあの生々しいエネルギーが昔から大好きで、Underworldをサンプリングするのは、その精神にアクセスしつつ自分のスタイルに落とし込むのに完璧な方法でした」
また、ミックステープについても「このプロジェクトは、音楽を身体で感じることにフォーカスしてくれます。ダンスが物語の一部になるような作品を作りたかったのです。制作の原点に戻れたことが嬉しいし、これは私にとって“Fancyな時代”の始まりだと思っています。とてもキッチュでカラフルで、生っぽくて楽しく、完全に“動き”を中心に据えた作品です。この作品をみんなと共有できるのが本当に楽しみです」と話している。
【リリース情報】
PinkPantheress 『Fancy That』
Release Date:2025.05.09 (Fri.)
Label:Warner Records UK
Tracklist:
01. Illegal
02. Girl Like Me
03. Tonight
04. Stars
05. Intermission
06. Noises
07. Nice to Know You
08. Stateside
09. Romeo