鬼の右腕、“良い鬼の日”にアルバム『おしゃらか』リリース自主企画『おしゃらか寄席』の開催も

鬼の右腕がニュー・アルバム『おしゃらか』を本日11月2日（木）（＝良い鬼の日）にリリースした。

2010年に結成された鬼の右腕は小林うてなが主宰するバンド。2013年に初のアルバムをリリースし、フジロック「ROOKIE A GO-GO」に出演を果たしたものの、同年瞬く間に解散。孫悟はカルト的な存在として語られていたが、昨年3月に復活ライブを行い話題を呼んだ。

1stアルバム『タオイバクメディ』からおよそ10年ぶりとなる今作には、リコーダー4重奏にシンセサイザーが重なる、旅の始まりを知らせる「其ノ鐘ヲ鳴ラストキ」、オリエンタルなサウンドから突如ハードなロックに誘う「斧」、鬼の右腕のライブで必ず演奏される“感謝の舞”であり表題曲「オシャラカ」、アコギから始まるスロウなラスト・ソング「日ノ出ノ夢」など全8曲を収録。トライブ・メタル、ワールド、ロックやクラシックなどを行き来しながらも、サウンドの根幹になりうるのは、メンバー全員が音楽大学の打楽器科の同期として出会ったということ。なお、タイトルである「おしゃらか」には、感謝と輪廻の意味が込められているとのこと。

なお、レコーディング、ミックス／マスタリング・エンジニアにはSiM、Boris、the GazettEなどの作品を手がけるKoichi Haraを迎えている。また、リリースに合わせて今後公開予定だという映像作品「超蝶短篇集『御謝羅加』」のティーザーも公開された。