まだ名前のないサウンドを追い求める音楽家・One Boiling Pointが、ニューシングル“懐かしい”をSSW・safmusicが主宰する〈庭 niwa〉から本日7月1日（月）にリリースした。
“懐かしい”は個々人の主観として立ち現れる感傷であるノスタルジーを「客観的な現象」として捉えようとする思考実験から生まれた楽曲だという。あらゆる現象には主観が介入することにより、悲劇的にも喜劇的にも、あるいは無感動なものにも解釈されうる。
本作ではそうした揺らぎにフォーカスし、リリックとサウンドデザインの両面から「郷愁／ノスタルジア」それ自体をひとつの現象として捉えようと試みた。理解はできずともなにかは伝わるはずだ、という希望を込めて、デジタルな制作過程に生演奏の揺らぎを取り込み、ポップスのフォーマットに実験性を注入した意欲作。
なお、トラックメイキング、歌唱、ミックス／マスタリングは全てOne Boiling Point自身が手がけた。
【リリース情報】
One Boiling Point 『懐かしい』
Release Date：2024.07.01 (Mon.)
Label：庭 niwa
Tracklist：
1. 懐かしい
■One Boiling Point：X（Twitter） / Instagram
