あだち麗三郎と美味しい水のパラレルバンド・OECMZ、一夜限りのファイナルギグ開催

あだち麗三郎と美味しい水のパラレルバンド、OECMZの一夜限りのファイナルギグ『覚醒の夜』が東京・青山月見ル君想フにて11月26日（火）に開催される。

当日はあだち麗三郎と美味しい水のメンバーが本格的なヴィジュアル系のメイクや衣装を身にまとい、ライブパフォーマンスを行う。リーダーのあだち麗三郎によると、思い込みや無意識のうちに生じている偏見や差別への意識改革のきっかけとなることを目的とした結果、今回の試みを行うに至ったという。

公演に合わせて映像作家の玉田伸太郎が監督を務め、メンバーがヴィジュアル系バンド・OECMZとして出演したMVも公開。演奏しているのはブラジル音楽の鬼才・Hermeto Pascoal（エルメート・パスコアル）の名曲“Bebe”のカバーアレンジした楽曲で、同バンドのライブではお馴染みの楽曲となっている。

公演のチケットは本日より月見ル君想フのオフィシャルサイトにて販売開始。特製写真集、OECMZメンバーサイン入りポストカードの特典が付くVIPチケットも用意されている。

【あだち麗三郎コメント】

“ヴィジュアル系”は私にとって全く縁がなく過ごしてきました。
と書いたとき、「縁がない」というのは私の作り出した勝手な偏見だなと思ったのです。この世界にはどんな可能性だってあるはずなのに自分で勝手に縁がある/ないと区別しているわけです。
そんなそれぞれの偏見が差別を生む要因の一つであるし、ひいてはそれがこの世界に戦争を生んでいると言っても過言ではないかもしれません。
そう思ったときに、偏見と差別、さらには戦争をなくすための意識改革としてのヴィジュアル系バンド“OECMZ”が誕生しました。

あだち麗三郎