NTsKiが2ndアルバム『Calla』（読み：カーラ）を11月10日（金）にリリースすることが決定。合わせて先行シングル「Leila」が本日9月7日（木）に配信された。
国内のみにとどまらず、台湾やアメリカ、イギリスでもライブを行うなど、幅広い活動を展開するNTsKi。「Leila」はファンクなバンド・サウンドにNTsKiのメロウな歌声とラップが乗った1曲。また、NTsKiが自ら監督したMVも同時公開された。
写真家・映像監督として様々なフィールドで活動する中野道（なかの・みち）が撮影を担当し、“アーティストやクリエイターが作っているリアル（作品）は作り物であり、しかしその虚像の世界は積み重なって、いつかはリアル、すなわち現実や日常になっていく”ということをテーマにした映像作品となっている。バンド・メンバー役として、Jinya Ichikawa（D.A.N）、Kento Suzuki（never young beach）、Lapistar、Yosuke Shimonaka（DYGL）が出演しており、ワンカットで撮影されたカメラ・ワークにも注目を。
アルバム『Calla』には昨年12月にリリースしたシングル「If」を含む全14曲を収録。1stアルバム収録の「Lan Se」をNTsKiと共に手がけた、イギリス出身で現在はドイツを拠点に活動するプロデューサー、Dan Shuttのオリジナル・デモを元に制作した作品だという。
自身がこれまでに影響を受けてきた音楽と向き合い、音楽的バックボーンにロックやフォークなどバンド・サウンドの音楽があること、その中にもシンセの温かさを感じられる音を好んで聴いてきたことなどを、改めて振り返ったことが今作には反映されているとのこと。フィールド・レコーディングされた自然の音、揺らぎのあるリズムや声、オーガニックなサウンドが暖かく親密でありながら、NTsKi特有のメランコリックな歌声が、どこか懐かしさや古き良き時代の日本歌謡をも思い起こさせる。これまでになく日本語詞が多く使用されており、昨年最愛の母を亡くし、幼少期から現在に至るまでの幸せな思い出を辿るなかで、母への思いや思い出、愛について紡いだ言葉が歌われた曲たちが収録された、“愛をキャプチャーした”アルバムだという。
1stアルバム収録の「Lan Se」をNTsKiと共に手がけた、イギリス出身で現在はドイツを拠点に活動するプロデューサー、Dan Shuttのオリジナルデモを元に制作しており、ミックスは前作同様にThe Anticipation Illicit Tsuboiが担当。アートワークはShusaku Yoshikawaが撮影した写真を元に、Ellen Thomasが描いた絵画が採用されている。
アルバムはデジタル ＆ レコードで〈EM Records〉よりリリース。レコードにはDLカードと歌詞カードが付属し、CO2排出量ゼロ・100%循環リサイクルできる画期的な新素材〈BioVinyl™〉を使用した日本初のレコードになるとのこと。
【リリース情報】
NTsKi 『Calla』
Release Date：2023.11.10 (Fri.)
Label：EM Records
Tracklist：
1. Milk White Steed
2. If (Calla Version)
3. Message I
4. Michi
5. Hanauranai
6. Calla Lily
7. Field of Flowers
8. Atlantic Ocean
9. Message II
10. Aloha
11. 2023
12. Leila
13. Clover
14. Sayonar
※LP：11月初旬リリース予定
