Night Tempo、自身初のメジャー・オリジナルAL『Ladies In The City』12月リリース先行SG配信＆ MV公開

韓国のプロデューサー／DJ、Night Tempoが自身初となるメジャー・オリジナル・アルバム『Ladies In The City』を12月1日（水）に〈Universal Music〉からリリースすることが決定。同作より先行シングル「Love Actually feat. Crystal Tea」が本日10月6日（水）に配信された。

昭和の名曲を令和にアップデートする公式リエディット・プロジェクト『昭和グルーヴ』シリーズのリリースでも注目を集めるNight Tempo。アルバム『Ladies In The City』は80年代後半から90年代の日本を舞台に、高度経済成長を背景に社会進出を果たした都会に暮らす女性たちの物語を綴った作品だという。10名の女性アーティストをゲスト・ボーカリストとしてフィーチャーした、Night Tempoにとって初の全編ボーカル・アルバムとなる。これに伴い、彼が最近ハマっているという日本のトレンディ・ドラマからヒントを得たという、新しいアーティスト写真も公開された。

第1弾先行シングル「Love Actually」は韓国の新鋭SSW、Crystal Teaをフィーチャーした1曲。90年代に流行った2ステップ・サウンドを彷彿とさせるハウス・トラックとなっており、Night Tempoのペンによる日本語詞、J-PopのようでJ-Popではない、不思議な感覚へと誘うポップ・ナンバーとなっている。

同時に公開されたMVにはNight TempoとCrystal Teaが出演。彼の私物であるカセット・ウォークマンやラジカセ、iBookやデジタル置時計など昭和グッズをセットの中に配し、韓国・ソウルで撮影されながらも、キラキラしたネオ昭和な世界観が演出されている。

なお、シングルのカバー・アートワークはNight Tempoのプロジェクトを多く手がけるhighlights inc.がアート・ディレクションを担当。また、イラストを手がけたのはエモーショナルなレトロ・テイストの表現が魅力のイラストレーター・電Q。Night Tempoが2018年に発表したオリジナル・アルバム『Moonrise』のアートワークの中でイラストを描き下ろしてもらった電Qに、今回は90年代の渋谷の街頭をモチーフにしたカバー・アートワークを依頼。どこか懐かしくて、切ない、楽曲に寄り添ったイラストが完成した。