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GEZANマヒト初監督映画『i ai』、本ポスタービジュアル & 追加場面写真一挙解禁


2024.02.15

3月8日(金)に劇場公開を控える映画『i ai』の本ポスタービジュアル、追加場面写真が一挙解禁となった。

バンド・GEZANのフロントマンであり、音楽以外でも小説執筆や映画出演、フリーフェスや反戦デモの主催など多岐にわたる活動を展開するマヒトゥ・ザ・ピーポー。本作は彼が初監督を務め、第35回東京国際映画祭「アジアの未来部門」にも正式出品された作品。マヒト監督の実体験をもとに、主人公のバンドマン・コウと、コウが憧れるヒー兄、そして仲間たちが音楽と共に過ごした日々、出会いと別れ、彼らの切実な時間が綴られていく。

主人公コウ役は、応募数3,500人の大規模オーディションから抜擢された新星・富田健太郎が務めるほか、ヒー兄役には森山未來、コウとヒー兄を取り巻く個性豊かな登場人物たちに、さとうほなみ、堀家一希、永山瑛太、小泉今日子、吹越満ら多彩な実力派が顔を揃えた。

今回解禁された本ポスタービジュアルは、火に包まれる人影を捉えた一枚画のみの意味深なティーザービジュアルから一転、マヒト監督のキーカラーでもある“赤”を基調とした、全体に赤い花びらが舞うアーティスティックかつエモーショナルさ漂うビジュアルに。天に掌を差し出し祈りを捧げるようなヒー兄と、水中で仰向けになって浮かぶコウの姿を捉えた2枚の写真の間には、炎立ち上がる焼け跡も。2人の別れを予感させるデザインとなっている。スチールは、ファッションブランドのキャンペーンやアーティストのポートレート、音楽、CMなどのフィールドを中心に、写真、映像表現を展開する水谷太郎によるもの。

合わせて解禁された場面写真では、コウがヒー兄や仲間たちと過ごした青春の日々、コウとヒー兄をとりまく人々の日常が切り取られている。ところどころ“赤”と“青”が象徴的に使われており、マヒト監督の色彩へのこだわりが伺える。

また、本作に撮影監督として参加した写真家の佐内正史、マヒト監督からのコメントも到着。佐内は「私の一番が撮れている」「こんなの初めて見た、忘れられない」と本作を絶賛。一方マヒト監督は「映画の魔法に当てられ、佐内さんと滑空した街がフィルムに焼き付いてる」と振り返り、今回解禁となったポスタービジュアルについては「ポスターを見るたびに海と空の匂いを思い出すんだろうな」と語っている。

さらに公開に先立ち、2月20日(火)には東京・渋谷シネクイントにて先行上映イベントの開催も決定。マヒト監督が登壇するアフタートークが行われる。映画『i ai』は、3月8日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開。


【佐内正史(写真家/本作撮影) コメント】

信号が赤になっただけで、赤だと車止まる、青で車は進む、黄色ーっ、それだけで、ぶち上がる私、ロケ地に向かう車の中、撮影帰りの車の中、橋を渡る、夜景、宙を見ていた、私は映画を撮っている、全カット冷めてない、酔ってもいない、私の一番が撮れている、目に見えない、iai、マヒト、映画、にピントが合っている、凄いな、なんでこうなったんだろう、こんなの初めて見た、忘れられない、アイアイアイなんだ。


【マヒトゥ・ザ・ピーポー(本作監督・脚本・音楽) コメント】

今朝目覚めたら窓からの光が春だった。長袖もそのうち終わりかな?久しぶりにクローゼットをあけたらi aiの撮影の時に着てた半袖のシャツが目につく。手に取ると海の匂いがした気がして胸が締め付けられた。
映画の魔法に当てられ、佐内さんと滑空した街がフィルムに焼き付いてる。
ポスターを見るたびに海と空の匂いを思い出すんだろうな。わたしの体に閉じ込めてた記憶が喜んでる。自由な世界に羽ばたくことを。


【イベント情報】

先行上映イベント
日時:2024年2月20日(火)20:00〜
会場:東京・渋谷シネクイント スクリーン2
料金:¥2,000
登壇者:
マヒトゥ・ザ・ピーポー(本作監督・脚本)

※ゲストは都合により、予告なく変更となる場合がございます。
※チケットソールドアウト


【映画情報】


『i ai』
2024年3月8日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開。

©STUDIO BLUE(2022年/日本/118分/カラー/DCP/5.1ch)

『i ai』 オフィシャルサイト


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