MIRRRORが新曲「back n forth feat. kZm」を12月2日(水)にリリースした。
MIRRRORはカリフォルニア州ベイエリア育ち、現在東京とアメリカを行き来しながら活動中のTakumiとMeiからなる日系アメリカ人ユニット。昨年2月には1st EP『what it was』をリリースし、Spotifyの急上昇チャートにランクインするなど、早耳リスナーを中心に話題を集める。その後フジロック『ROOKIE A GO-GO』やJMSNの初来日公演のオープニング・アクトにも抜擢。今年2月には2nd EP『POLARIZE』をリリースしたほか、3月には米テキサス州オースティンにて開催予定であった『SXSW2020』にもラインナップしていた。
今作は昨年公開のkZm「But She Cries」のMVにMeiが出演するなど、予てから親交のあった〈YENTOWN〉所属のラッパー・kZmを客演に迎えた1曲。アートワークはハウス・ミュージック・コレクティヴ〈CYK〉のKotsuが、ミックス・マスタリングはTakumiも参加するユニット、aTTnのメンバーでもあるji2kiaが手がけている。Meiは本作について、「去年、東京からアメリカに帰って、それからほぼ1年間東京からLAに行ったり来たりしてた時についての曲」とコメントを寄せている。
【kZm コメント】
3年? くらい前、中目でまだMIRRRORになる前のTakumiくん、Meiちゃんのライブをみてこの人達とはいつかなにかやる事になるだろうなとずっと思ってた。
【Meiコメント】
去年、東京からアメリカに帰って、それからほぼ1年間東京からLAに行ったり来たりしてた時についての曲。“back and forth”はまさにその意味、行ったり来たりってこと。
もちろん体力的でもあり、結構精神的にも疲れてしまった。東京でまだ色々事情があったのでLAで次の一歩に進みにくくなった。その気持ちを元にした曲です。
曲の内容に“東京”ってキーワードがあったので、東京のアーティストにフィーチャーしてもらったら面白いと思い、kZmに声をかけました。音的にもkZmの歌っぽいトーンがすごい合いそうと思っていたら、結果的にぴったりでした。今まで他のアーティストをフィーチャーしたことないし、曲に日本語の歌詞も入ってることがなかったので、色んな意味でうちたちにとって新しかったからこそいいものを作れたと思います。
現在、自分は東京に行けなくて、Takumiと離れて曲のミックスなどを進めることが大変でしたが、ある意味この曲の「離れた場所」っていうテーマに合っていたと思います。
【Takumi コメント】
いつもMIRRRORの曲は、現在の2人の感情や思いを表現しているつもりですが、今回の“back n forth”は今まで以上に表現できていると思います。もちろんMeiが言っているLAと東京、2つのRealityに生きている状況とそこから生まれる気持ちや気付きもそうですし、今回はこのような状況の中で、どうやって曲を最初から最後まで作るのかという新たな試みにもなったと思います。2人ともずっとhouseのトラックを作りたかったので、リリースできて嬉しいです。
【リリース情報】
MIRRROR 『back n forth feat. kZm』
Release Date:2020.12.02 (Wed.)
Label:Spincoaster
Tracklist:
1. back n forth feat. kZm