音楽プロデューサー・Matt Cabが企画する『PLAYSOUND』が、様々な団体や企業を巻き込んだプロジェクトとして本格始動することが発表された。
『PLAYSOUND』は日常にある様々な音をサンプリングして新たな楽曲を作り出す企画。子供のオモチャから出る効果音、電車の駅の構内放送や車内の騒音、自宅の鍵を閉める音、床屋でのバリカンやハサミで髪を切る音まで、身の回りにある普段は気にも留めないような音をサンプリングして新しいビートを制作。自身のSNSにアップしたビートにNYで活動するMIYACHIがラップを乗せたことでも大きな話題を呼んだ。
@kingmiyachi がヤバイラップを送ってきた🗣🍞🍞🔥🔥 遊びで作ったアンパンマンビートがここまで来ると思わなかった🤣 THANK YOU BRO‼️ pic.twitter.com/ju4BOuDFI7
— Matt Cab (@MattCab) September 8, 2019
TOYOTAとタッグを組み、カスタムされたハイエースの中でビートを作る『HIACE STUDIO』なども大きな注目を集めたが、そんな『PLAYSOUND』が次に注目したのは“動物”。世界の危機的状況下で動物と触れ合えない子供たちを楽しませたいという思いから、動物たちの鳴き声をサンプリングしてビートを制作。様々な動物の鳴き声が重なり合うビートは大自然の雄大さを感じさせながらも、独特のグルーヴ感がどこか都会的な雰囲気も感じさせ、さながら“アニマル・ディスコ”に来たような、楽しい気分にさせてくれるという。
「SAVE THE ANIMALS」と題した同楽曲は、SNSだけでなく初のリリースも行われることに。楽曲売上の一部はチャリティーとして、昨今の影響を受けている野生動物の保護や支援のため、「WWFジャパン」への寄付を予定している。リリース日などの詳細など、続報を楽しみに待とう。
■PLAYSOUND:Instagram