元スーパーカーのボーカル＆ギタリストであり、現在はソロ名義やアンビエント・プロジェクト、Nyantoraを中心に活動するナカコーことKoji Nakamuraが、ストリーミング・オンリーのプロジェクト”Epitaph（エピタフ）”を指導させた。
本プロジェクトは、CDリリースやダウンロード販売を想定せず、ストリーミングのみをターゲットとし、その結果アーティストは作品の完成をゴールとする必要がなくなる。よって、”Epitaph”というプレイリスト（≒アルバム）は、ナカコーの新作としての機能も擁しつつも、彼の気分次第でそこに収められている楽曲が変わり、バージョンが変わり、曲順すら変わってゆく。DAW＋アクセス・モデル時代の新しい表現のトライとでも言うべきプロジェクトだ。
本日4月26日（水）よりスタートした先行プレイリスト『地図にないルート』は”Epitaph”に先駆けてSpotify、Apple Music、LINE MUSIC他、でスタートするストリーミング限定プレイリスト。第1弾で公開する楽曲は3曲で、”Epitaph”とも徐々にリンクしていくという。
なお、本プレイリストの表題曲となる「地図にないルート」は、VOLVO公式コラボレーション・ソングに決定。音楽作品の作詞を手掛けるのは初となる直木賞作家・唯川 恵が作詞を担当。ナカコーとの異色タッグでブランドの世界観を表現した。
また、变化自在に楽曲が変化して行くと言う本プロジェクトのコンセプト通り、ヴァージョン違いとして「地図にないルート feat. moekashiotsuka」を公開。そして、上記2曲のプロトタイプにして、プロデューサーに若きサウンドクリエーター・Madeggを迎えて制作が進行している、”Epitaph”への橋渡しとなるトラック「Open Your Eyes 13 Mar. 2017」を含む全3曲でスタート。
また、今回の”Epitaph”への第一声を全方位型メディア・レーベル、lute/にてコメント。記事では、今回のプロジェクトを紐解くべく、スタジオ作業やナカコーの新たなトライを追いかけている。
■lute 記事URL：http://lutemedia.com/post/kojinakamura
■Koji Nakamura オフィシャル・サイト：http://kojinakamura.jp/
