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Jinmenusagi、きたる新ALより客演に仙人掌を迎えた“BAKI”リリース


2025.10.23

Jinmenusagiがニューシングル“BAKI (feat. 仙人掌)”を本日10月23日(水)にリリースした。

本作は先月配信された“Aruku”に続く、年内リリース予定のニューアルバムからの第2弾先行シングル。虚飾は纏わず、吐く言葉こそが武器。さながら範馬刃牙──本楽曲では東京ヒップホップの重要人物、MONJU/DOWN NORTH CAMPの中核メンバーである仙人掌を客演に迎えている。

世代やトレンドを越えたこの邂逅は、東京産のヒップホップが積み重ねてきた血脈を受け継ぎ新たな未来を結びつける。ビートを手がけたのは、Jinmenusagi自身のプロデューサー名義・LEEYVNG。MPCを使いこなしヒップホップ由来の制作過程を踏み、カセットテープからサンプリングされた大陸的でエキゾチックなベースラインに、野太いキックと鋭いスネアが力強くリズムを奏でる。都市の湿度や裏路地の空気感と世代を超えたJ-HIPHOPのアンダーグラウンドな旨みを抽出しそのまま真空パックしたかのような「怪しさ」を纏う。

そこに重なるJinmenusagiのフロウと日常の断片を描写する歌詞は、冷徹でありながらジメサギ流のリアリズムをより研ぎ澄ませ、刃物の様に鋭利に昇華させた。その人間臭さをユーモラスに描き出しながらも虚飾を斬り裂き、聴く者に圧倒的な説得力と鮮烈なリアルを突きつけ、楽曲を一層生々しい物へと引き上げている。

Jinmenusagi

一方で仙人掌のヴァースは、地に根を下ろすような重心の低さで響き渡り、「吸うことより吐くものこそラッパーはこだわる」というパンチラインを決定打として打ち込む。この一節はラッパーとしての本質を突き立て、本作を象徴するパンチラインとしてヒップホップシーンに刻み込まれる。

仙人掌

2人のコントラストが曲全体をより立体的で切迫感のあるものに仕上げ、世代やトレンドの垣根を重低音とパンチラインでぶち壊しながら表面的なフレックスに異を唱えまくる。

なお、本日20:00には国内シーン重要プラットフォーム「03- Performance」にて本楽曲のパフォーマンス映像も公開予定となっている。


【リリース情報】


Jinmenusagi 『BAKI (feat. 仙人掌)』
Release Date:2025.10.23 (Wed.)
Label:業放つ
Tracklist:
1. BAKI (feat. 仙人掌)

配信リンク

■Jinmenusagi:Instagram / X


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