壱タカシ、1stアルバム『少年連祷』リリース決定先行シングル「前触れ」配信＆ MV公開

SSW・壱タカシが1stアルバム『少年連祷』を12月8日（水）にリリースすることが発表。合わせて新曲「前触れ」が11月17日（水）に先行配信され、MVも公開された。

2019年に「はなむけ」でSSWとしてデビュー。コラボレーションも積極的に行い、HAIIRO DE ROSSI、butaji、Ai Kakihiraなどの作品に参加している壱タカシ。今年8月より「ボーイ」、「ガール」、「擬態」、「知った」の4作品を連続リリース。その集大成が自身初となるフル・アルバム『少年連祷』だという。

シングルでは少年期の内面や他者との関係性、それに伴い感じた悩みや痛み、そして性の目覚めを描いてきた壱タカシ。『少年連祷』は悩み苦しんできた壱自身のひとつの答えであり“クィアで孤独な少年の心に希望の灯がともるまでの物語”だという。

全ての楽曲の作詞、作曲、編曲、プログラミング、レコーディング、ミックスは自身で手がけており、マスタリングは畠山地平が担当。アルバムのカバー・アートワークは坂脇慶がアート・ディレクションとデザインを担当。写真家の竹之内祐幸が撮り下ろした作品を中心に、アルバム全体のムードにも通じる静謐で不思議な世界観を創り上げている。

また、「前触れ」のMVも先述の竹之内祐幸が監督を務めた。一つひとつのカットが美しく、温かみのある質感の映像で楽曲の世界観をさらに広げている。

なお、本作は〈HIP LAND MUSIC〉によるデジタル・ディストリビューション＆プロモーション・サービス〈FRIENDSHIP.〉がデジタル・リリースをサポートしている。

【壱タカシコメント】

『少年連祷』は、私が今を生きる音楽家として、表現者としての一つの答えです。多様性と言われる時代に、当事者として表現できることは何かを考え抜きました。どこかで疎外感を抱えている人に響くことを願っています。
「前触れ」は、アルバムをお楽しみいただく上で重要な曲です。ここで提示するモチーフが、物語の中で描く「少年」の変化の部分に関係していきます。ぜひチェックして、アルバムのリリースをお待ちいただければと思います。

【リリース情報】