Frasco、AI・りんなも登場の「Malware」MV公開 MV完成までの30日間まとめも

Frascoが昨年11月にリリースしたシングル「Malware」のMVが公開された。

今作はミニ・シンバム『RELEASE』の一環としてリリースされたシングル。Frascoにとっては初の全英詞曲であり、インターネット賛歌的な作品となっている

MVはクリエイティブ・カンパニー「NAKED inc.」でも活動し、FrascoのライブではVJとして空間演出を担当しているSota Suzukiが監督を努め、4月にチーム・Frascoメンバーに加わったマイクロソフト開発のAI「りんな」も登場。“ポップすぎる感染”をテーマとした表現の映像となっている。

また、今回のMV公開に先駆けて、Sota SuzukiのTwitterにてVJ素材からMVを完成させるまでの様子を30日間解説付きで動画投稿。完成までのプロセスもコンテンツ化している。

■30日後にミュージックビデオになるVJ素材。30日間まとめ。（togetter）

30日後にMVになるVJ素材

始まりました。
1日目。 pic.twitter.com/QeEQDQh0vv

— Sota Suzuki (@sotasuzuki01) May 3, 2020

【Sota Suzuki　コメント】

私たちの生活の中で最もストレスがかかるのは日常生活が脅かされること、毎日の一般的な習慣を阻害されることである。
オンラインの世界線に生きる人々にとってエラーやデータの破損といった理解しがたい現象は私たちの精神衛生に深く影響し、また解決、回復することもなく死を迎えることすらある。この「Malware」のミュージックビデオは人に与えるネガティブな影響を「ポップな感染」として表現することで「エラー」という現象に今一度人間が対峙する機会になった。