東京を拠点とする3人組バンド、Fontana Folleがニュー・シングル『Lonely Not Alone / Di Batas Mimpi』を本日7月22日（水）にリリースした。
2016年の結成よりわずか1年にして東京・渋谷最大のジャズ・クラブ「JZ Brat」、および名門Blue Noteグループの「Motion Blue Yokohama」、そしてその後、同系列でありインドネシア最大のジャズ・クラブ「Motion Blue Jakarta」や、直近では月見ル君想フが主宰するサーキット型音楽フェス『BIG ROMANTIC JAZZ FESTIVAL 2020』などに立て続けに出演を果たしたFontana Folle。
昨年11月にリリースした初の1stアルバム『Viaggio』以来となる本作は2曲入りのシングル。楽曲無償提供プログラム『Origami Home Sessions』よりKan Sanoのトラックをアレンジした「Lonely Not Alone」。国際的なパンデミックのために断絶された人々の暮らし、そんな中でインスパイアされた楽曲であり、Fontana Folleとしては初の打ち込みトラックをベースにした作品。リリックには“孤独であっても一人ではない、光を求め闇の中で踊り、僕らはこの夜を越えていく”というメッセージが込められているという。
さらに、まるでクラシックの室内楽アンサンブルを思わせるようなバラード曲「Di Batas Mimpi」では、ボーカル、グランド・ピアノ、弓弾きのコントラバス、マレット奏法によるドラムというこちらもFontana Folleとしては初めての編成での演奏を展開。原曲はインドネシア音楽シーンを代表するスター・シンガー、Andienのものであり、作曲は現地音楽シーンの基礎を作った巨匠Indra Lesmanaによるもの。タイトルである「Di Batas Mimpi」は、“夢のはざまで”と言う意味のインドネシア語。会えない愛しい人を思い、夢の中でせめて会えたらと願う、深い祈りのようなインドネシア語の歌詞を、ネイティブ話者であるAlvin（Vo.）が繊細に歌い上げている。
【リリース情報】
Fontana Folle 『Lonely Not Alone / Di Batas Mimpi』
Release Date：2020.07.22 (Wed.)
Tracklist：
1. Lonely Not Alone feat. Kan Sano
2. Di Batas Mimpi (Andien cover)
