Alicia Keys、警官による黒人への暴行問題に異を唱えるトリビュート・ソング「Perfect Way to Die」リリース

Alicia Keysが新曲「Perfect Way to Die」を6月19日（金）にリリースした。

本楽曲は年内リリース予定だという通算7作目となるニュー・アルバム『Alicia』からの先行曲。キャリアを通して熱心な慈善活動を続け、「Black Lives Matter」ムーヴメントについても発信をし続けているAlicia Keysだが、本作は人種差別により警察から暴力や残虐的行為を受け命を落とした人々へのトリビュート・ソングとなっている。「また一つ、恐怖を感じながら生きる夜／また一つ、あなたがいない夜／また一つ、立ち上がって闘う理由」などと訴える、ブラック・コミュニティが強いられた状況に対する悲痛な想いが込められた、ピアノ・バラードに仕上がっている。

Alicia Keysは、「完璧な死に方（Perfect Way to Die）なんて、もちろん存在しません。意味のわからないフレーズだからこそ、このタイトルは力強く悲痛なものです。なぜなら、あまりにも多くの人々が不当な状況で亡くなっているから。この曲は、黒人の命が価値のないものだとされる、人種差別の制度のせいで、自分の子供が殺されてしまった、母親の観点から書いた曲です。警察による暴力という文化のせいで、この罪なき人々の命が奪われるべきではなかったことは、誰しもがわかっていることです」と語っている。

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