ACE COOL、独立後初となる新たな作品「EYDAY」「ABUNAI」の2曲同時配信盟友・Jinmenusagi参加

国内のラップ／ヒップホップ・シーンにおいて、孤高の存在として異彩を放つラッパー、ACE COOLが新曲「EYDAY」、「ABUNAI feat. Riou Tomiyama」を7月12日（金）に2曲同時配信リリースすることが発表された。

ACE COOLは広島県呉市出身のヒップホップMC。2015年、KEN THE 390主宰レーベル〈DREAM BOY〉へ加入。2016年、雑誌『WOOFINʼ』の「Freshman」に選出され、翌2017年には自身でディレクションを手がけたMVを多数発表し、同年末には『MAUE ‒ EP』を配信リリース。また、翌年1月には韓国の盟友ラッパー・SKOLORとのユニット、ASIEN『Take Off ‒ EP』を、同年10月には自身2枚目となるEP『present progressive ‒ EP』をリリースしている。そして今年2月に〈DREAM BOY〉から独立し、新たな道を歩むことに。

今回リリースされるシングルは、2曲とも盟友・Riou Tomiyama（Jinmenusagi）がプロデュースを担当。「EYDAY」はリリック内で「日本中どこでも燃やしてる」とある様に、2バース目で吐き出される聴く者を焼き尽くすかのようなシャウトが披露されているという。また、曲全体を覆うアクロバティックかつ鋭利な日本語のフロー・デザイン、自身の葛藤や苦悩の末、辿り着いた叫びにも注目したい。

一方、「ABUNAI」ではRiou Tomiyama（Jinmenusagi）を客演に迎え、それぞれの「危ない」について歌っているという。多くの共作曲を世に出してきた2人だが、タッグで作られた曲は今作が初。「見た目普通けどそうゆう奴限って危ない」とあるように、いわゆるステレオタイプなラッパー像からはかけ離れている2人だが、この曲には異常なヒップホップへの愛情が込められているそうだ。無機質なビートに対してユーモラスなラップが癖になる正に「危ない」楽曲になっているとのこと。