新鋭ラッパー・8810、2ndシングル“ヴァージル・アブロー”リリース

ラッパー・8810がニューシングル“ヴァージル・アブロー”を本日4月9日（水）にリリースした。

2月にリリースされたセルフタイトルの1stシングル“8810”でも注目を集めた8810。同曲のリリックによると、2002年生まれの若きアーティストであり、8810は「ハヤト」と読むようだ。

2作目のシングルとなる“ヴァージル・アブロー”は、新しい風を巻き起こしながら成功を掴む姿勢を描いた楽曲。〈Off-White〉の創設者であり、ストリートとハイファッションの架け橋となったVirgil Abloh（ヴァージル・アブロー）のように、固定概念に越えていく意思がリリックに込められている。《新しい風吹かすヴァージル・アブロー》というフックの通り、既存の枠を飛び越え、新たなスタイルを生み出す意志が表現されている。

ビートはBEATSBYSAV、ミックス／マスタリングはKNOTTが担当。フリントスタイルのビートと日本語ラップというユニークな組み合わせに、リアルなライフスタイルや成功への野心をストレートに綴った本作は、デザイナーブランド、ラグジュアリーな時計、金やダイヤのジュエリーといった憧れの象徴を描きながら、現在と未来の自分を対比。夜勤を抜け出し、音楽で自由を掴むという決意を感じさせる1曲だ。

なお、プレスリリースによると、同曲のMVの公開も控えているようだ。監督はShooting⭐︎Starが務め、〈loom for peeps〉、〈NMP〉が衣装提供を行っているとのこと。