以前も紹介させてもらったこともある京都出身のトラックメイカー、AZUpubschool（アズパブスクール）と大阪を拠点とする女性SSW/プロデューサー、COR!S（コリス）の2人からなるユニット、KiWiが2週連続で新曲をリリースしました！
今回ご紹介するのはこの前の日曜日に公開された2曲入りEP『カゲロウマツリ』からの一曲。
Future Bassっぽい展開を土台にしながらも、これまた久石譲のような世界観……特に『千と千尋の神隠し』のようなエキゾチックかつ幻想的な情景を想起させるような音使いが素晴らしいです。
https://www.youtube.com/watch?v=F5gfvx8EUv8&feature=youtu.be
もちろん2曲目の「花火」も、お得意のJuke譲りのハイパーな高速ビートを下敷きにしながら絶妙なポップ・センスと日本人特有の侘び寂びを感じさせる名曲となっております！
2曲通して、まさに夏の夜を想起させるような、まるで聴いていると蚊取り線香のニオイが漂ってくるかのようなセンチメンタルなムードがたまりません。
そして、2週連続リリースということで、このEPの前の週にリリースされたのが下記の「キウィのうた」。
こちらはまさかのスウィンギンな歌謡曲テイスト。
こんなことを言ってしまうと怒られそうですが、Dan The Automatorをプロデューサーに迎えたセカオワの新曲「Anti-Hero」にも通ずる音世界となっております。
これまでとは違い、ダンス・ミュージック的要素を強く打ち出すことなく、こんなにも純粋にポップスとしての強度の高い楽曲を作れることに驚きました。
また、彼らは 今年5月よりソロ活動を開始した2.9次元アイドル、都築かなに楽曲提供(「おはよ おやすみ」)もするなど、どんどん活躍の場を広げているようですので、今後の活動も引き続き追いかけていきたいと思います！
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