韓国ソウル・弘大 (ホンデ) から突如として現れた1993年生まれの4人組バンドhyukoh (ヒョゴ)。
オ・ヒョク(ヴォーカル、ギター)、イム・ヒョンジェ(ギター)、イム・ドンゴン(ベース)、イ・イヌ(ドラム)の4人から成り、2014年9月に、デビューEP『20』、2015年5月に『22』を発表。(※Adeleと同様、自分たちの年齢をアルバムタイトルにしている。)デビューからわずか1年足らずで、音楽のみならずアートやファッションにおいてもジャンル横断的な独自のスタイルを構築し、既に韓国新世代のカルチャー・アイコンとなっている。
英語詞と韓国語詞を織り交ぜて歌うオ・ヒョクのソウルフルなヴォーカルと緻密で洗練されたバンドサウンドは、国境を越えて聴くものを魅了するだろう。まずは、彼らの代表曲の「Comes And Goes」を聴いて頂きたい。
0秒〜48秒あたりまでは何の変哲も無いシンプルなリフのように思えてしまうのだが、48秒からは一転、ソウルでファンクな楽曲が展開される。初めてこの楽曲を聴いた時は一瞬自分の耳を疑った。「今聴いているのは本当に韓国のサウンドなのか?」「これが22歳のバンドが奏でる音楽なのか?」と。すぐに彼らを気に入ってしまった。
是非、デビューEP『20』収録の「WI ING WI ING (위잉위잉)」や、『22』収録の「Hooka」も聴いて頂きたい。彼らの幅広い音楽性にさらに虜にされていくことだろう。
“22”
Released: 2015-05-28
1. Settled Down
2. ワリガリ (Comes and Goes)
3. クンセ (Big Bird)
4. Mer
5. Hooka
6. ゴンドリー (Gondry)