現行LAジャズ・シーンの重要人物、Kamasi Washingtonが〈Young Turks〉と契約。13分を超える新曲も公開

現行LAジャズの象徴にして、Kendrick LamarやThundercat作品への参加でも注目を集めるKamasi WashingtonがThe xx、Sampha、FKA Twigsらを擁するレーベル〈Young Turks〉と契約を結んだことが発表。さらに今夏リリース予定の最新EP『Harmony of Difference』から13分を超える新曲「Truth」が、注目の映像ディレクター・AG Rojasが手がけたショート・フィルムと共に公開された。

新作EP『Harmony of Difference』は6つのパートからなる組曲となっており、今年マンハッタンのホイットニー美術館にて1932年以来の開催となった展覧会『Whitney Biennial（ホイットニー・ビエンナーレ）』にて、AG Rojasの映像と共に初披露された。
『Harmony of Difference』では、音楽用語の「対位法（Counterpoint）」の哲学的可能性を追求。Kamasiは「対位法」を「類似性と差異のバランスを取る中で、異なるメロディーの間でハーモニーを生み出す芸術だ」と定義している。

Kamasiが完成させた組曲は、5つの異なる楽曲と第6のパートとなる「Truth」で構成され、「Truth」は5つの楽曲を一つのパフォーマンスの中で融合させている。

【Kamasi Washington コメント】

「異なるメロディーを融合することで生まれる美しいハーモニーを聴いて、リスナーが我々人間一人ひとりの違いの中にある美しさに気づいてくれることを願ってるよ」

【リリース情報】