Kan Sano、最新シングル「喉仏のクリスマス」リリック・ビデオ公開

Kan Sanoが11月にリリースした最新シングル「喉仏のクリスマス」のリリック・ビデオが公開された。

今作は以前より“一生に一度はクリスマス・ソングを作ってみたい”と考えていたというKan Sanoによる王道のウインター・ソング。楽しげなクリスマス・サウンドとマフラーの中で口ずさんでいるような適度な湿度を有したボーカルが印象的な1曲となっており、作詞作曲だけでなく全楽器の演奏をKan Sano自身が担当している。自分が生きている間に繰り返されていくであろう諸行無常を感じとる、“日本のクリスマス”を表現した作品となった。

リリック・ビデオはKan Sano自身が車を運転する様子を収めた親密な雰囲気を湛えた作品となっている。

【Kan Sano コメント】

毎年クリスマスの時期になると「一生に一度はクリスマスソングを作ってみたいなあ」と思うのですが、制作やプロモーションのスケジュールを考えると、冬にリリースするためには夏に制作をしないといけないので、年々異常気象が深刻な問題になっている夏の猛暑の東京で、夏フェスの合間を縫って冬の歌を作る気持ちにはなかなかなれず困っていました。冬に作って翌年の冬にリリースするという作戦もありますが、制作中の楽曲を長期間寝かせてしまうと、またすべて作り直したくなるのがミュージシャンの性……。

このままでは一生実現できないので、今年こそはと意を決して、真夏に一人で汗だくになりながら作詞作曲し録音しました。大袈裟に言えば構想6年超えの楽曲と言えなくもありません。今年は「Go」と「Pマママ」をリリースしましたが、実際に今年作った新曲としては「喉仏のクリスマス」が初めてです。今の自分が凝縮された楽曲になっていますし、昨年や一昨年だったらもっと違う顔付きになっていたと思います。とにかく今は無事リリースできてホッとしています。
皆さま、今年も良きクリスマスを。

メリークリスマス！