HAPPYがニューアルバム『Ancient Moods Mahollova Mind』を6月26日（水）にリリースすることが発表された。
2ndアルバム『High Planet Cruise』（2019年）から約5年、GEZAN主催の『全感覚祭』や大阪・BUMでのDonna Leakeとのセッションワーク､7月に開催される『FESTIVAL FRUEZINHO 2024』への出演など、シーンを横断した活動を展開しているHAPPY。
3作目のフルアルバムとなる本作は、楽曲のほぼ全てをメンバーがパンデミック禍に作り上げた自宅スタジオにてレコーディング。アルバムタイトルの通り古代へ感じる魅力や心の探求をテーマにしており、これまでのキャッチーなアプローチは継承しつつ表現の幅を拡大。また、普段使用している楽器に加えて大正琴、ライアーハープ、シュルティボックス、バンスリ、コンガやジャンベなど様々な楽器が使われており、「まだ聞いたことのない音楽」を探求するHAPPYらしく異国情緒漂う新しいサウンドに仕上がったという。レコーディングからアートワークに至るほぼ全ての過程でメンバー自らが携わった作品になっている。
3Dグラフィックのようで古代的でもある不思議なアートワークはメンバーの友人であるArata Shinodaが描き、メンバーが着色、編集したものを写真家のMikito Hyakunoが紙にプリント、スキャンし直すという工程を踏んで制作された。ミキシングはメンバーのRic（Riku Sawada）、前作にもミキサーとして参加したMusha Ayumuが担当。マスタリングにはWooden Shjips、DrugdealerやMild High Clubなどを手がけたTimothy Stollenwerkを起用している。
さらにリリース当日の18:00よりアルバム収録曲“Solar Notes”のMVも公開予定。こちらは以前からHAPPYの映像作品を手がけているBig guru westが制作。遠い異国から飛び出してきたかのようなサイケデリックでトリッピーな作品になっているとのこと。また新たに公開されたアーティストビジュアルは同じくBig guru westが撮影を手がけた。
なお、今後はカセットテープとLPでのリリース予定だという。
「時代のうねりが極まる近年、人々に必要なのは心の探究——
心の安穏を探し求めればやがて「まほろば」にたどり着き
音の起源、根源を見つめれば太古の記憶や脈動が浮かび上がる
音はいつ生まれ、どのように人の心に繋がってきたのだろう
感情の原始へ思い馳せ、その先に見えたまほろばの心がそこにあった。」
【リリース情報】
HAPPY 『Ancient Moods Mahollova Mind』
Release Date：2024.06.26 (Wed.)
Label：STONE FREE SOUNDS
Tracklist：
1. Solar Notes
2. Sundowner
3. 9steps
4. Pineal Wave
5. Blank Agenda
6. the Orbit
7. Dimension13
8. A Pervasive Awareness
9. Round
10. in spite of tide direction
11. Dazed in Paradise
12. Sowing
