JW Ridley

1990

JW Ridley / 1990
多彩な表情で魅せるロンドンの青年による、繊細なアンビエント感溢れる一曲

ChildhoodやChairliftなどのプロデュースやミックスを手がける敏腕プロデューサー、Dan Carayが運営するレーベル〈Speedy Wunderground〉からデビュー・シングルをリリースした、Jack RidleyことJW Ridleyが新曲「1990」を公開しました。

もちろんDan Carayプロデュース曲「Everything (Deathless)」も痺れる程の名曲だったのですが、プロデューサーがJohn Caltinに変わった今作も鳥肌モノで、やはり魅力の核はJW Ridleyのソングライティングだったと証明する一曲に。

繊細なタッチのピアノのイントロからかすれた低音ボーカルが顔を出し、合間合間に感情が乗っているかのような物悲しいギターを響かせながらも、曲は徐々に進行。そして、クライマックスには積み上げた流れを一転させるかのような、うねるシンセが曲の前面に出てフィナーレへ。デビュー・シングルでも垣間見えた丁寧な音作りが、物静かになった同曲でさらに活きている気がします。

ちなみに同曲は今後リリース予定(時期は未定)のEPに収録されるようです。彼はこれまでに3曲しか公開していないながらも、曲毎に表情がガラッと変わり、明確な聴きどころも作っているので、来るEPにはどのような曲が並ぶのか、期待が募ります!

John Caltinがミックスを手掛けた先述の「Everything(Deathless)」のMVも必見なので是非!
ナイーブで虚ろな眼差し、不満と不安が混じったような表情、貼り付けた夜景のアニメーションや窓はもちろんのこと、特に溜息がでる程美しいのは、ただひとりでマイクの前に立つJW Ridleyの佇まい。そしてこの端正な顔立ち。間違いないです。

Ryota Suto

Ryota Suto

シンセと淡いリバーブに包まれながら、Feedlyと大学と都内を行ったり来たり。Bandcampは入り込むと日が昇るまで抜け出せない。新譜が好きです。