INTERVIEW

TOYOMU

「『なんとなく、パブロ』はギャグだけど、今回の作品はギャグじゃない」――意図せぬバズを獲得したTOYOMU。彼の正体、本心を探る。

「サンプリングの一番おもしろいところを突き詰めることができたけど、率直にいえば悪ふざけの極みだった」と本人が語る通り、当初日本未上陸のストリーミング・サービス、TIDALでの限定配信だったKanye Westの新作『The Life Of Pablo』を、聴かずに(聴けずに)妄想で作り上げた怪作『印象III : なんとなく、パブロ (Imagining “The Life of Pablo”)』で、日本よりもむしろ海外で大きな話題を集めることになった京都のトラックメイカー、TOYOMU。その『なんとなく、パブロ』はPitchfork、The Fader、FACTなどなど、主要メディアから取り上げられ、その斬新な発想と内容が高く評価された。

そのようにして、本人の意図せぬところで思わぬバズを獲得してしまったTOYOMUが、遂に初のオリジナルEPとなる『ZEKKEI』をリリースした。LAのビート・ミュージック・シーンとも共鳴したインストゥルメンタル・ヒップホップなテイストながら、随所から感じさせるエキゾチックかつ”和”な質感、そしてループ的な構成ではなく、どの曲にもドラスティックな展開が感じられ、一曲一曲が完成されたポップ・ソングのようにも聴こえる本作は、明らかに新世代のビート・ミュージックとでも呼べるような傑作となっている。例えば、今年リリースされたSeihoの新作『Collapse』に魅了された方なら、確実に今年聴いておくべき作品となるはずだ。

今回はその特殊な注目の浴び方故に、未だに謎に包まれたトラックメイカー・TOYOMUの素顔に迫るべく、インタビューを敢行。自身の出自や、先述の話題作の騒動などについて、冷静な口調で淡々と語ってくれた。

Interview by Takazumi Hosaka
Photo by Takashi Komine


—今年に入ってから、12ヶ月連続でリリースしようという試みの元、最初に星野源さんの新作の再構築バージョンをリリースしたり、Kanye Westの新作の妄想バージョンをリリースして大きな話題になりましたが、まずはそれ以前の音楽活動について教えてもらえますか?

それ以前はLAでの”Low End Theory”とか、〈Brainfeeder〉界隈みたいなヒップホップから派生したビートとかエレクトロニック・ミュージックとかに憧れいて、ずっとそういう音楽を作っていました。それで去年の10月にビートテープを出していたり、あとは京都でライブをやったりとかもしてましたね。

—京都にはそういうビート・ミュージックのシーンみたいなものはあるのでしょうか?

あんまりないですね。だから自分で”Quantizer”っていうイベントを2年前から始めて、今でも続いています。ベース・ミュージックというよりはどちらかというともっとビート・ミュージック寄りって感じで。なので、わりとこれまではヒップホップ寄りのイベントに出ることが多かったですね。なんかラッパーがいっぱい出てるイベントとかにビート・ライブっていう名目で出演したりとか。

—今ちょうど名前が出た”Quantizer”というイベントは、やはり地元京都でそういうシーンというか界隈がないからこそ、自分で始めたという感じなのでしょうか?

そうですね。やっぱりそれが大きいですね。僕ともう一人、ラッパー兼ビートメイカーみたいな人と立ち上げたイベントなんですけど、あと周りにも実際にビート・ライブっていう名目で出ていた人が何人かいたので、彼らと一緒に始めたっていう感じですね。

—実際に音楽制作を始める前は、音楽リスナーとしてどのような遍歴辿っていたのでしょうか?

自分から音楽聴こうと思った最初はORANGE RANGEとかRIP SLYMEですね。たぶん僕と同い年とか、前後の人とかって大概そうやと思うんですけど、RIP SLYMEが色々な音楽を聴くキッカケになってるんですよね。それからもっと深く日本語ラップを聴くようになったり。

—ではRIP SLYMEから日本語ラップに入って以降は?

高校時代もずっと日本語ラップを聴いてたんですけど、その頃にSEEDAとか、また新しい世代が出てきて、そういうのも追いかけ続けていたんです。そしたら同時に日本語ラップのイベント自体も増え始めて。それこそフリースタイル・バトルの”UMB”とか。それで大学に入ってからは音楽研究会みたいなサークルに入って。ずっと日本語ラップは聴き続けていたし、おもしろそうだし作ってみるかって。最初はサンプラーを買って始めて、そこから自分で曲を作るようになりましたね。

—自分でラップしようっていう方向にはいかなかったのでしょうか?

実はラップして曲も作るっていうKREVAみたいなオールランダーな人になりたかったんですよ。なので、最初は少しだけやってみたりもしました。ただ、そうやって始めたはいいものの、あまりにも周りに、地元レベルの所に上手い人がゴロゴロいて。そういう人たちとか、これまで聴いてたラッパーとかと自分を比べてしまって、「自分はあんなに上手くできひんな」って思ってしまい。そこから「もう曲だけ作ろう」って思って、それでトラックメイク専門になりました。つまりラッパーに渡すためのビートを作るようになったっていうのがキッカケですね。

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—では、そこからかなり時間は飛ぶのですが、星野源の再構築アルバム『印象I : 黄色の踊り​(​Yellow Dancer Arrangements)』は結構Vaporwave的な要素を強く感じたのですが、そういう2010年以降のトレンド的なモノは追っていましたか?

Vaporwaveっていうもの自体はぼんやりとなんとなく認識しているつもりだったんですけど、星野源とKanye Westのやつを作った直後くらいまで、自分がそれを作ってるという感覚はなかったんですよね。『なんとなく、パブロ』を出してから、海外からの反応でVaporwaveって言われて、初めて「あぁ、そうか、こういう風にしたらVaporwaveになるんやなぁ」って。

—2013年に出してるアルバム『janitor』では、ディスコやソウルをサンプリングしながらも、独特のチルアウトな雰囲気がありますよね。

そうですね。あれは全部MPCで作っていた時代のやつで、まとまってビートテープで出したのはあれが初めての作品ですね。やっぱりチルアウトな雰囲気の方が好きなんでしょうね。

—あの作品は例えばToro Y Moiの1stとかともリンクする部分があるのかなって思って。偶然的にChillwaveとかとリンクしちゃったのかなという感じはしました。同じ世代で、似たようなサウンドを聴いて育ったがゆえに、みたいな。

そうですね。実は僕はそんなに突き詰めて音楽を聴くということをやっていなくて。例えばBandcampとかSoundCloudでDJみたいに掘りまくるとか、そういうことは全然やらないんですよね。本当に有名な作品ばっかり聴いてます。そういう意味で言ったら、Toro Y Moiとかは聴いてましたけど、「これがChillwaveなんだ」っていう感じでは聴いていませんでしたね。なんか「ヒップホップの新しいカッコいいやつが出ててきた」みたいな感じで。

—その一方で、京都のJET SETやVinyl7などのレコード屋には頻繁に通っていたそうですね。

最初はレコードからサンプリングしてやるっていうのが本当に好きだったので、ひたすら買ってましたね。

—それは文脈とかは関係なしに?

はい。でも、やっぱり好みがあるから、ある程度の傾向は固まってくるんです。70年代のソウルとかが結構好きなんですけど、あの、基本的にすごい高いんですよね。2000円くらいのレコードを学生とかフリーターがポンポン買えるわけもなく。なので、100円くらいの、いわゆる”安レコ”みたいなのばっかり買ってましたね。

—以前、Seihoさんのリリース・パーティーの時に初めてライブを拝見したんですけど、結構トラップよりのアプローチもあったりしましたが、やはりライブはライブで、作品とは別という意識は強いのでしょうか?

そうですね。やっぱりライブはみんなわざわざ聴きに来てくれているので、何か返そうというか、サービス精神的なところが出てきますね。

—ちなみにSeihoさんとの繋がりというのは?

昔Seihoさんが関わっていた”INNIT”っていうイベントにデモ音源を持ち込んで、一回そのイベントにも出させてもらったこともあるんですよ。そこから少し話すようになって。あとはSeihoさんが最近やってる”apostrophy”っていうイベントにも遊びに行ったりしてますし。

—ビートライブをやっていたところから、今みたいな他人の曲のEDITとかをガッツリ使うような、いわゆるトラックメイカーのライブ・セット的なパフォーマンスに切り替わったタイミングというのはいつ頃からなのでしょうか?

実はそれ、ライブをやり始めた最初からなんですよ。むしろほとんど他の人の曲で、そこにちょっとだけ自分の曲を混ぜる、みたいな。でも、それをやってるうちになんか他人の曲ばかりかけてるのが虚しくなってきて、自分の曲だけでやりたいと思い出したんですよね。いつ頃だろうな……? 2014年くらいかな。最初のビートテープ出した2013年くらいはMPCでライブをやっていたので、いわゆるビート・ライブという形式になって。そこから2014年入った頃くらいからDTMソフトを使った今のスタイルにだんだんとシフトしてきたっていう感じですね。

—では、今さらではありますが、改めて『印象III : なんとなく、パブロ (Imagining “The Life of Pablo”)』についてお訊きしたいと思います。もうかなり時間は経っているので、もちろん答え合わせはしましたよね?

もちろんです。あの……すごいおもしろかったですね(笑)。たぶんこれは誰に説明しても理解してもらえへんと思うんですけど、感動しましたね。「うわ、めっちゃ似てる!」みたいな(笑)。1曲目は明らかに違うことは聴く前から自分でもわかっていたんですけど、「全然違う……」みたいなとこと、「え、ここまで似てるの?」みたいなのがあって。ビートの打ち方までそっくり、みたいな。そういうのがあったりして、おもしろかったって言う。
オリジナル作品を聴いて、リミックスしたりとか、そういうのが普通の手順ですけど、僕の場合それが逆なんで。聴かずに作って、後から答え合わせをする。アルバム聴くのに答え合わせとか普通ないですからね(笑)。だから、……そういう初めての行為を通して、いちリスナーとして感動したっていうのが一番大きいですね。「こんな音楽の聴き方できるんや」と思って(笑)。だから、できるならみんなもやったほうがいいですよ(笑)。

—逆に、『なんとなく、パブロ』をふまえずに、純粋に今までのKanye Westの作品としてみたときにどう思いますか?

あれはイカれてるとしか言いようがないですね。やっぱり今まで誰も考えつかなかったことをやってるじゃないですか。中でも「Father Stretch My Hands, Pt. 2」。あれってほぼDesiignerの曲じゃないですか。「Father Stretch My Hands, Pt. 2」っていうタイトルを付けておきながらDesiignerの「Panda」が入ってる。あれにはちょっとビックリしましたね。曲の中に別の曲、しかも他の人の曲がサンプリングとかではなく、埋め込んであるっていう感じで、ちょっと今まで聴いたことがなくて衝撃を受けましたね。あとはリリースされた後にもアップデートが繰り返されるっていうところとかも。
あの、やっぱり『Yeezus』と『The Life of Pablo』の前で明らかに転換点があると感じていて。あのすごさは今年No.1ですね。自分の個人的な思い入れもあるんですけど。僕はKanye Westが何を言ってるかとか歌詞がどうとか、そういうのは今まであんまり深く追っていなくて。「ファンですか?」とか聞かれるんですけど、別にKanye Westのファンではなくて、その音楽の変遷がおもしろすぎるから惹かれるっていう。

—『なんとなく、パブロ』で大きな話題となって、TOYOMUというアーティスト像が一人歩きするような感覚はありませんでしたか?

正直、それは国内ではなかったですね。一人歩きというか、おそらくまだみんなよくわかってないと思うんですよ。みんな「そういう人がいるのか」っていうレベルなんじゃないかなって。一人歩きっていう意味では、たぶん作品自体の方がしていると思います。僕自身ではなく。

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ーなるほど。では、来月に出る『ZEKKEI』についてお訊きしたいと思います。今作の制作は地元京都で行われたということですが、それは自宅ということでしょうか?

そうですね。自宅になります。

—地元の山でフィールド・レコーディングも敢行したそうですね。

いや、フィールド・レコーディングに関しては”Quantizer”のメンバーのAlly Mobbsっていうやつがいるんですけど、そいつが”Beat Picnic”っていうフィールド・レコーディングのイベントをやっていて、その企画の一貫として作った曲が入っているっていうだけなんですよね。
フィールド・レコーディングで録った音を環境音として使うのではなく、あくまで音素材として使うっていうものっていう。

—確かに環境音としての意味や文脈がない、シンプルな音素材として使われている印象でした。

はい。聴感がいいっていう、ただそれだけですね。僕はサンプリング自体も結構そういう感じでやっているので。音触りがいいかどうか、みたいな。

—曲を作る時に、質感や景色を思い描く方も多いと思うのですが、TOYOMUさんは曲を作る時に、頭の中にあるものは何なのでしょうか?

そうですね……結構原始的な感じだと思うんですけど、例えば「オーケストラみたいな曲が作りたい」とか、そういう単発のアイディアからスタートすることが多いですね。今回で言えばYAMAHA CS1xっていうシンセサイザーがあって、それをフィールド・レコーディングと同じように、ひとつの音素材として捉えてみたらおもしろいんじゃないかな、とか。最初から何かコンセプトとかがあって、っていうことはないですね。EPのタイトル『ZEKKEI』も完全に後付けですし、できた曲たちを、どういう風に解釈したらきれいにまとめられるかな、っていうのを考えて。
……正直に言ってしまうと、タイトルを付ける必要性自体があるのかな、とさえ思ってしまうんです。もちろん他人に聴いてもらう、作品としてリリースするってなった場合は名前が必要なのはわかってるんですけど。あと、本当は曲名も英語じゃなくて日本語で付けたかったんです。でも、『なんとなく、パブロ』は完全にギャグだったからいいんですけど、今回の作品はギャグじゃないから、日本語にしてしまうと勘違いされてしまう可能性があると思って。最近よく言ってるんですけど、宇多田ヒカルさんの新作はタイトルこそ『Fantôme』ですけど、曲名は全部日本語じゃないですか。だから、日本語で真面目にやるには、あの人くらいのレベルにならないとダメなんだなって思ったんです。僕はまだ全然そこには達していないので、だからこそ迷ったんですけど、曲名は今回は英語にしました。

—今名前が出ましたYAMAHA CS1xというシンセが今作の制作では活躍したそうですが、そのシンセを使おうというアイディアに至った経緯はどのようなものなのでしょうか?

最初はAbleton Live(DTMソフト)上のプラグイン・シンセで作ってたんですけど、0から音色を作っていくタイプなんですね。そうするとどうしても行き詰まってしまうんですよ。今まではレコードからサンプリングして作っていたっていうのもあって、そういうせせこましい作業をしていると、暗いものしか生まれてこなくて。それで壁にぶち当たってしまったんです。そこでたどり着いたのが、大味でガッて弾いて録音したやつの、使えそうな部分だけ選択して構築していくっていう方法で。その時に「あ、家のロフトにYAMAHAのシンセあるやん」ってなって。それをプリセットで弾いたら、なんだかすごい良かったんですよね。

—そうすることで、正規のルートで流通させる作品ということでサンプリングに際する権利関係も問題ないし、これまでと同じような手法で作れると。

そうですね。今回のリリース元のレーベルさんからお話を頂いてから作品の制作に取り掛かったので、そういうところも考えつつ。

—『なんとなく、パブロ』をリリースし、一気に話題となってから初のオリジナル作品となるわけですが、そこで『なんとなく、パブロ』以前から築いてきたスタイルの作品を出すことについて、ちょっとしたプレッシャーなどはありましたか?

正直、『なんとなく、パブロ』を出してからもう半年ほど経っていたので、そういったプレッシャーのようなものはありませんでした。Bandcampからは消して、今ではYouTubeにのみ残っているんですけど、それで暗に「『なんとなく、パブロ』は終わりましたよ」っていうことを伝えたつもりでもあって。ただ、『なんとなく、パブロ』の次に出す『印象』シリーズは、ネタを何にしようか本当に悩みましたね。「次は地味なものにした方がいい」って何人かの友達にアドバイスされたりもして。ピエロみたいなことを毎回やっていると、いつか本当にピエロになってしまって、もう真面目なことができなくなってしまうんじゃないかっていうことで。それでリリースしたのが『印象IV : 東洋の神秘 (Mysterious Japanese Groove)』と、SoundCloudにUPした宇多田ヒカルさんの「SAKURAドロップス」のリミックスなんです。そしたら『なんとなく、パブロ』の勢いで両方共めっちゃ聴いてくれて、いい反応も頂けたので、そこでプレッシャーみたいなものは払拭できましたね。

—ちなみに最近聴いた作品で、印象に残っているものや、影響を受けた自覚がある作品などはありますか?

そうですね……でも、未だにKendrick Lamar『To Pimp a Butterfly』の印象が抜けきらなくて。どう考えてもあの作品がここ10年間くらいのなかでのトップですね。もっと最近でいうとFrank Oceanとか、先も言った宇多田ヒカルさんのアルバムとか。そんなにマイナーなものをディグって発見するっていうことがあんまり得意ではないので。結構誰もが聴いてるような作品が好きなんです(笑)。

—そういう意味で言うと、ボーカルやラップを入れたいとか、もっとポップな方向にいこうとは思わないのでしょうか?

今回の作品においては、単純に時間が足りなかったっていうのはあるんですけど、実はボーカルとかラップも入れたいなっていう気持ちはあります。ただ、ある程度実力の均衡が取れてないとやりたくないなって思っていて。今フリースタイル・バトルとかで日本語ラップが注目を集めていますけど、例えば今回のEPに、無理にでもちょっと有名なラッパーの人に参加してもらったら、僕の作品ではなく、その「有名なラッパーの方が客演した作品」っていう扱いになっちゃうような気がして。それこそ自分もずっとヒップホップが好きだったっていうのもあって、あんまり安易にやりたくないんですよ。

—では、誰かの作品にトラックを提供するとか、もしくはプロデュースするとか、そういう裏方的な役割をやりたいっていう思いは?

そういう風に役割分担がハッキリ別れているのはやりたいです。ただ、やっぱり自分の作品っていうことを考えた場合は、正直シンガーとかラッパーの声ですらも、音素材のひとつとして考えたいくらいなんです。例えば、大げさな話で加藤ミリヤさんをゲストにフィーチャーしたってなった場合、加藤ミリヤさんの声だけでひとつの音楽になってしまうというか。それくらい人間の声には記名性があると思っていて。自分の名義の作品は、当たり前ですけど僕の音楽として完成したものを作りたいっていう思いがあるので、そういうバランスが取れるのであればやりたいなって思います。

—これまでにそういったビートやトラックを他のアーティストさんに提供したことはあるのでしょうか?

地元のラッパーにあげたりっていうのはあったんですが、あんまりオフィシャルっぽいものはなかったかもしれないですね。

—今回の作品をリリースしてからもおそらく様々な場所でライブをする機会が増えると思うのですが、チルアウト気味な本作の楽曲をライブ・セットにどう取り込んでいく予定でしょうか?

いうても5曲入りのEPなんで、『なんとなく、パブロ』以降の流れも引き継ぎつつ、「あ、こういう感じなんや」とか「こういうのもできるんや」って思ってもらえるようなセットができればなと。あと、チルっていう意味で、究極にそっちに振り切れたセットもひとつ用意できればいいなとも思ってますね。それはまだ全然考え中ですけど。

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【リリース情報】

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​TOYOMU 『ZEKKEI』
Release Date:2016.11.23
Label:Traffic
Cat.No.:TRCP-208
Price:¥1,200 + Tax
Tracklist:
1. Atrium Jōbō
2. Incline
3. Mound Meidou
4. The Palace
5. Social Grooming Service

All songs written, produced and performed by TOYOMU

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