関西を中心に活動する4人組エモ/インディー・ロック・バンド、folioが約9年ぶりとなる新作『Leads To Everywhere』を8月16日(水)にリリースすることが決定しました。今回は日本のエモ・フリークたちが待ち焦がれているであろうその新作から、先行して公開された「Discovering the Apple Between Organs」をご紹介。
テクニカルなアルペジオで幕を開ける本楽曲は、静と動の緩急の付け方が特徴的なエモ・ナンバー。ちょっぴりナードなボーカルや線の細いアルペジオから、パッションが溢れ出す爆発的なバンド・サウンドに変化する辺りは90’sエモの影響を強く感じさせますが、変拍子を上手く取り入れることでマス・ロックの風を吹かせたモダンなエモ・サウンドへと昇華させています。
8月にリリースされる本作は、名古屋から日本全国へエモ/ポスト・ロックの世界観を発信し続けている〈Stiff Slack Records〉からのリリース。同レーベルは、名古屋に日本屈指の品揃えを誇るレコード・ショップを構えていることで有名ですが、国内バンドのリリースの他にもFootball,etc.など海外バンドの日本盤をリリースしていることでも知られています。
また、アルバムのジャケットにはなんと先日来日公演を行ったAmerican FootballやThe Promise Ring、Hey Mercedes、Owenの作品で知られるChris Strongの写真が使われています。ジャケットも含めて彼らの世界観が滲み出ていて、約9年ぶりの新作のリリースにふさわしい気合の入りっぷりです。
リリース元の〈Stiff Slack Records〉のコメントやTwitterの反響から既にエモ臭が漂っているのも、日本のアンダーグラウンド・シーンの暖かさが垣間見えて最高ですね。新作の収録曲などの詳細は続報を待ちましょう。
folio / Leads To Everywhere
STSL-106 | 8/16発売、日本が誇る本当のエモーショナルロック。遂に出ますす、本当にお待たせしました、そして、なんと10年振り。その中から1曲聴いてください。拡散希望https://t.co/ibPnti8prN— stiffslack (@stiffslack) 2017年6月12日
folio新作の反響がいい感じです。言葉無しで曲聴いてもらえれば一発なのでナタリーとかにお願いしなくても全然余裕です。あと発売まで2か月あるので、もうちょっと水面下で動いて万全の態勢で産み落としたいなと思っております。10曲入りで上げた猛烈エモな曲が10連発しますので覚悟あれ。
— stiffslack (@stiffslack) 2017年6月12日
【リリース情報】
folio 『 Leads To Everywhere』
Release Date:2017.08.16 (Wed.)
Ladel:Stiff Slack Records
Cat.No.:STSL-106