When Nalda became punk
FEATURE

When Nalda became punk / Indiepop or Whatever


最高にヘロヘロだけどカラフル。キュートだけどカッコイイ。(そしてパンクではない)インディーポップの名曲!

2014.03.05

最高にヘロヘロだけどカラフル。キュートだけどカッコイイ。(そしてパンクではない)インディーポップの名曲誕生!

スペインのローファイポップバンドWhen Nalda became punk(ウェン・ナルダ・ビケイム・パンク)が、昨年のフルアルバム以来となるEPを公開!その中から名曲「Indiepop or Whatever」を紹介したい。

「Indiepop or Whatever」というこのタイトル、正確な訳かどうかはわからないが、「インディーポップとか何とか」という意味だとか。仰々しいタイトルだが、鳴っている音には「ポップとはかくあるべき」という力の抜け具合が表れているので、聴いていて骨抜きになってしまうサウンド。先日紹介したThe Pains of Being Pure At Heartにも通ずる、彼女達の魅力はこのチープ感にあり!なので、気になったら他の曲も是非チェックして頂きたい。

余談ではあるが、筆者が個人的に彼女らを知ったのは、2011年のデビュー7インチ「When Nalda became punk」。同曲はシングルのみのリリースであり、あまり知られていない名曲となってしまっている。せっかくなのでこの機会に、当時衝撃を受けたキラーチューンも聴いて頂こう。

いずれもローファイで程良い力の抜け具合だが、しっかりメロが立っており、キャッチーで覚えやすい。つい、ヘロヘロな口笛を吹いてしまいそうなユルい感じが、これから訪れる春の柔らかい雰囲気にも合いそうだと思った。

(Text by Takumi Nakamura)


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