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水曜日のカンパネラ / 松尾芭蕉


「小野妹子」や「千利休」に続く水カン、歴史上の人物名を冠した新曲のMVが公開!

2016.08.30

水曜日のカンパネラが昨夜新曲「松尾芭蕉」のMVを公開しました。

明らかにFuture BassやTrap以降のセンスで組み立てられた先鋭的なビートに、どこかTropical Houseなどへの目配せも感じさせる音色の上音など、相変わらず時代の先端をぶっちぎる素晴らしいトラック。しかも、それでいながら、歌謡曲的なキャッチーなフックも忘れない辺り、水カンの制作陣の鉄壁ぶりにさらに磨きがかかったかのような印象すらも受けます。

「小野妹子」や「千利休」などと同じように歴史上の人物である「松尾芭蕉」を大胆にテーマに掲げた、トリッキーなリリックも最高ですね。サビの「おくの〜ほそみ〜ち」の一見力技のようにみえて意外とシックリくるラインは流石です。

今作のMVは映像に思いっきり登場していることからも分かる通り、トヨタ・プリウスとのコラボレーションMV。
監督を手掛けたのはこれまでも水カンの「ナポレオン」、「メデューサ」、「ツチノコ」や、サカナクション「years」のMVなども手掛けた山田智和。

さらに、今回のMVについてコムアイとケンモチヒデフミからコメントが寄せられている。


【コメント】

■コムアイ
撮影前は水をこわいと思っていたけれど、水の中に潜った瞬間、感じる音も動きも鈍くなって、身体が軽くなるのがきもちよい。
プリウスに乗ってドアを閉めると、車内の吸音性が高く、都会の喧騒から守られているよう。それが水の中の安心感のよう。
多くの人の知恵を借り技術を結集させて出来上がった松尾芭蕉のMVには、空間をいくつも飛び越え旅をする中での出逢いやひらめきが詰まっています。

■ケンモチヒデフミ
俳聖、松尾芭蕉が弟子の河合曾良(かわいそら)と一緒に奥の細道をハイブリッドカーで快走する気持ちの良い曲!
ゆったりおおらかなメロディとスピード感のあるラップ、ユニークなビートアプローチが合体した、カンパネラらしい作品になりました。
聞き所はサビのフレーズ、「おくのー」「ほそみー」でコムアイのコーラスをたくさん重ねているところ。
いつもよりもゴージャスな雰囲気になっているかと思います。
夏の暑さに負けない陽性なバイブスを持った仕上がりで、自分でもお気に入りの作品になりました!


■水曜日のカンパネラオフィシャルHP:http://www.wed-camp.com/

■「TRY!PRIUS」キャンペーンサイト:http://toyota.jp/prius/cp/tryprius/


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